2014/06/05

生分解する洗剤 海へ…

うちの洗濯洗剤は3種類あって、「松」「」「海」と呼んでいる。今日は「海」を紹介したい。


正式な名前は「生分解する洗剤 海へ・・・」と言う。海へ還ることのできる洗剤だ。ベルガモットとラベンダーの精油が入っていて、いい香りがする。メイド・イン・アースのマスクの投稿でも触れたが、オーガニックコットンも洗えるし、ウールでもカシミアでもなんでも洗える。ダウンジャケットもこれで洗っている。

ココヤシなど天然由来の成分100%で、微生物によって二酸化炭素と水に分解される。そのスピードは1日で94%、7日で100%。分解スピードが速いほど、環境に負荷が少ないと言われている。1回に使う量がほんのわずかなので、なかなか減らないし、すすぎも1回で済んで楽だ。

鉱物油由来の合成界面活性剤を使った合成洗剤は、環境にも健康にもとてつもなく悪いと聞いて以来、普通の洗剤は卒業した。書籍『地宝論 ──地球を救う地域の知恵』(田中優著/子どもの未来社刊)には、海を守るために漁業組合で合成洗剤を追放した例さえ出てきた。登場する岩手県宮古市の重茂漁業協同組合では、合成洗剤の3ない運動「売らない」、「買わない」、「使わない」を今でも続けている(*)。

おさかなボトルのほかに、200ml入りボトル(洗濯約40回分)、500ml入りボトル(約100回分)、詰替え用もある。


ちなみに、製造元の「がんこ本舗」製品紹介ページも真剣で好きだ。
http://www.gankohompo.com/products_l_umi.html

*参照:重茂漁業協同組合ウェブサイト
http://www.jfomoe.or.jp/peninsula/conserve/index.html