2014/06/18

アルチェネロの有機ホールトマト

酸っぱくないトマト缶を探していてやっと見つけたのが、アルチェネロの有機栽培ホールトマト。



酸っぱくいトマト缶の原料表示を見るとクエン酸が入っていて、どうやらクエン酸が酸っぱい原因だと踏んでいる。保存の目的だと思うが、たいていのトマト缶にはクエン酸が入っている。

パスタソースやラタトゥーユなどのイタリア料理、ネパリ・バザーロのカレー、冬はトマト鍋など、我が家ではトマト缶の出番が多い。カレーは多少酸っぱくてもいいのだが、トマト鍋とパスタソースは酸っぱいとちょっと悲しい。食塩入りも、粗塩ならいいのだが、精製塩を使っている場合は塩辛さがダイレクトすぎて、残念な味になってしまう。

アルチェネロの有機栽培ホールトマト缶は、トマトとトマトジュースだけ。クエン酸はもちろん、塩も入っていない。トマトの甘みとみずみずしさがおいしくて、見つけて以来、買い物に行ったお店で取り扱いがない場合以外は、いつもこれを使っている。

確実においしくなるのがわかっているから、初めての食材の料理にも安心して使えるのもうれしい。この間は、初めて見た「このしろ」という魚を、キャベツやにんにくの芽などの野菜と一緒に、アルチェネロのトマトで煮込んでみた。にんにくの香りとトマトの甘さ、魚の旨味がマッチして、最強においしかった。