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2015/04/19

GEN-MY

イオンのドリンクコーナーで、パッケージにお米が描かれた飲み物を見つけた。

その名も「GEN-MY」(げんまい)。原料は、福井県産の無農薬栽培の玄米と水のみ。「酵素糖化製法」というものによって、玄米のでんぷん部分はオリゴ糖に、タンパク質はアミノ酸に分解し、各種のミネラルや栄養素はそのまま残して栄養吸収率を高めているらしい。

お味は、甘酒に似ているが、甘酒にはない香ばしさがある。お米の粒つぶ感は残っておらず、わずかにざらっとした感じがある。甘みは、甘酒と同程度か、それ以上かもしれない。

胃が弱っていて、全身に力が入らないときに飲んだ。すると途端に歩くスピードが2倍くらいになり、相方に笑われた。


2014/10/04

発芽玄米麹 かむたち

寺田本家さんの「かむたち」は、無農薬発芽玄米に野生の麹菌を種付けした麹。



麹は稲についた野生の菌「稲麹」だ。無農薬の玄米を生産されている農家さんのことは、感謝の言葉とともにウェブサイトで紹介されている。

塩麹や味噌などいろいろなものに使わせてもらっている。自然の菌は雑菌も食べて発酵の味方につけてしまうらしい。今のところ、一度も腐敗したことがない。

この夏、かむたちで作った塩麹にきゅうりを漬けて2日くらい常温で放置したら、きゅうりの一部に白いカビのようなものがついていて恐る恐る舐めてみた。チーズのようなおいしさで食べて良いものの味だったので、麹菌だったようだ。もちろんお腹は壊さなかった。

玄米の麹はつぶつぶが残るので、この塩麹をスープに入れると雑穀スープみたいになり、深い旨味を与えてくれるだけでなく、具にもなってくれる。

何を隠そう、自分は寺田本家さんの大ファンで、蔵にも何度かイベントでおじゃまさせてもらっている。さすがは発酵の場。なぜか気持ちが愉快になってしまう。

*寺田本家さん website:
http://www.teradahonke.co.jp/

2014/09/03

アサクラ・オイル(自然栽培オリーブオイル)

オーガニックのオリーブオイルは一般店でも見かけるようになってうれしい限りたが、自然栽培のオリーブオイルはアサクラさんのオイルしか、今のところ見たことがない。

しかもディリッタという在来品種。改良が進んだものではなくて、地域に固有の、昔から大切にされてきた品種だ

。品種改良をしないこの土地独特の品種。 品種改良はなぜするのか?
① 病害虫の被害に強く
② 収穫量をより多く味
③ 風味をより良く(一般的に)
主に、より栽培しやすく食べやすくする為に品種改良はされる。新しい品種は収穫量が多いので在来種はどんどん少なくなっているのが現状。在来種の野性味のある味や風味、土地の財産である昔からの品種は貴重な存在です

http://www.orcio.jp/asakura_oil/index.htm

2014/09/02

禾さんの甘酒アイスクールビューティ

お米と米麹を発酵させて作られた甘酒のジェラート。乳製品と白砂糖を使わずに作られている。


プレーンとゆずの2種類で、写真はゆずのもの。原料は、甘酒、ライスドリンク(有機栽培米と有機ひまわり油、塩でできている)、粗製糖がプレーンで、ゆずには、自然栽培のゆず果汁が入っている。禾さんも綾川町にある会社。移住先を検討中にほんものの食べ物を作られている禾さんの存在を知り、綾川町への期待が高まった。

滝宮天満宮にお参りに行くときは、近くの道の駅滝宮に寄って、禾さんのお弁当かおやつを買うのが楽しみだ。花より団子というか、天神様に失礼かもしれないが、やっぱり越してきてよかったと思うひとときだ。夏はこのジェラートをいただいて、暑さに負けない栄養と涼をもらっている。江戸時代には、甘酒は夏バテ防止に飲まれていたそうで、アミノ酸がたっぷりなので今は「飲む点滴」とも呼ばれている。

自宅で甘酒アイスを作ったら、ザクザクのシャーベットみたいになったが、禾さんのアイスはなめらかでとろりとしていて、まさにジェラート。こんな甘酒アイスを他では知らない。

*買えるお店のリストはこちら:

*禾さんの商品紹介ページ

2014/08/30

馬路村公認飲料ごっくん馬路村

蜂蜜と馬路村で栽培されたゆずと水だけでできたさっぱりドリンク。25年以上も愛されてきたロングセラー商品だ。


ラベルの「こんなときに」のところに、ふるさとを思うとき、と書かれているせいか、どこにいてもこれを飲むとなんだかホームな感じになれて、またがんばれる気がする。

馬路村では、農薬や化学肥料、除草剤を一切使わずにゆずを栽培している。馬路村農協のウェブサイトからゆずづくりの指針を以下に引用したい。


馬路村流ゆずづくりの指針

一、健康的なゆずづくりが私たちの基本です。
二、除草剤、化学系農薬、化学肥料を一切使用せず、有機栽培に準じてゆずを育てています。
三、ゆずの搾りカスは山の木の皮を混ぜて発酵させて堆肥にし、ゆずの根本に返す事によってくるくるまわる循環型

こういう飲み物には果糖ブドウ糖液糖が入ったものがほとんどなのに、砂糖すら使わずに、蜂蜜だけで甘味をつけている。香料も酸味料も保存料も入っていない。ほんものの飲み物だ。


果糖ブドウ糖液糖をなるべく避けている。なぜかというと、理由はいくつかあり、液体なので血液への吸収が早く、糖尿病になりやすいこと、血糖値がぐんと上がるため、すぐにまた食べたくなる肥満への循環もスタートさせてしまうこと、また、原料が遺伝子組み換えコーンの可能性が高いことがその理由だ。(検索すれば、いろいろ出てくるが、一般の方があまり抵抗を感じないメディアでも取り上げられていたので、リンクをつけておきたい→“天然甘味料でも要注意!米国で使用制限広がる「異性化糖(果糖ぶどう糖液糖)」があふれる日本”/ダイアモンドオンライン)

家庭で作るようなシンプルな素材だけでできたものが一番おいしい。もちろん、シンプルな素材で作るとなると、素材の良し悪しが味を左右するから、なるべく自然の摂理に沿って栽培されたものが使われていることが多いように思う。

*馬路村農協ウェブサイト
http://www.yuzu.or.jp/

*馬路村農協の商品紹介ページ
http://www.yuzu.or.jp/umaji_shopping/products/detail.php?product_id=27

2014/08/09

ラパン・ノワール(くろうさぎ)の天然酵母パン

前回紹介した木のひげの次に知って、同じくらいたくさん食べたのがラパン・ノワールさんの天然酵母パン。

●通販で取り寄せが可能
http://www.lapin-noir.co.jp/achat/index.htm

●ラパン・ノワールのパンづくりについて
http://www.lapin-noir.co.jp/pain/index.htm

代々木公園で定期的に開催されているアースガーデンと、年に一度NPOポラン広場が開催するオーガニックショーに出店されていたときに、原発に反対されているのを知って、きっとここのパンなら放射性物質や化学物質は入っていないだろうと思ったのがきっかけだったように思う。

そこでは、“No-Nukesパン”と名付けられた脱原発のパンも飾られていて、激しいパワーのこもったパンかと思いきや、繊細で優しい味のパンばかりで、脱原発を願っているのも、自然の摂理に沿ったパンづくりをされているのも、自然環境への愛情、人の健康を配慮する優しい気持ちからなんだろうなぁと想像した。国産小麦を使用し、できるかぎり有機または自然栽培の原料にこだわっている。酵母も自家培養のレーズン種、酒種、サワー種を素材に応じて使い分けている。

旬の素材を使った食事パンやおやつパンもいろいろあって、いつも選ぶのが楽しかった。夏野菜のピザや、うずまきごまレーズン、クリームチーズと林檎が入ったパンなど、珍しいパンをぐるっぺで買っては武蔵野の森公園でカモを眺めながら食べたのが懐かしい。朝食には地粉パン、カンパーニュ、コンプレ100(石臼挽自家製粉の全粒粉100%)などがお気に入りだった。

●取扱店のリスト:http://www.lapin-noir.co.jp/shops/index.htm

*ラパン・ノワールさんwebsite
http://www.lapin-noir.co.jp/index.htm



2014/08/06

木のひげの天然酵母パン

東京に住んでいたころ、天然酵母パンとコーヒーが毎朝の楽しみだった。お気に入りの名店が何軒かあり、そのうちの一つが木のひげさん。自家製天然酵母の元祖とも呼ばれていて、天然酵母パンの本には必ずと言っていいほど登場する名店だ。

●通販で取り寄せも可能

レーズン・カンパーニュ
酵母はレーズン+全粒粉
「天然酵母」という言葉自体あまり知られることのなかった30年以上前から、自家製の天然酵母でパンを焼きつづけている。

小麦粉と全粒粉は低農薬の南部小麦、ライ麦はカナダ産で有機栽培、ドライフルーツやナッツ類はノヴァの有機栽培のもの、卵や牛乳も非遺伝子組換え飼料で育った鶏と牛からいただいたもの、ナタネ油はカホクの非遺伝子組換えのもの、と安全でおいしい原料にこだわっている(原材料の一覧はコチラ)。

南部小麦については、放射性物質検査結果がわかるもののみを使用していて、仕入先の東日本産業株式会社が公表している検査結果を見ると、検出下限値が0.5~0.9ベクレル以下で不検出となっている。

トーストしたてのパン
ふわふわした食パンに慣れていた頃に初めて食べたら固くてびっくりしたが、南部鉄器のフライパンで蓋をして弱火でトーストすると、表面はカリッと香ばしく、中はもちっとして、噛みしめるほどに麦の甘みと繊細な風味が広がり、すっかりとりこになってしまった。

東京では、自然食品店のナチュラルハーモニー、ぐるっぺ、ナチュラルハウス、こだわりやなど、ほとんどの自然食品店にあって、いつでも買えたのだが(取扱店リスト)、香川に引っ越してからは一度も見かけていない。四国のおいしい天然酵母パンのお店ももちろんたくさんあるが、木のひげのパンは未だに恋しい東京の味だ。

●木のひげのパン
http://www.din.or.jp/~kinohige/

木のひげさんも登場する自家製天然酵母パンの本。レシピや、原料についてのコラムのほか、自分のペースで天然酵母パンづくりを楽しむ人々がたくさん登場しておもしろい。

自家製天然酵母のパンづくり


2014/07/26

ひしわの農薬を使わずに育てた紅茶

ケニアの山麓で丁寧に育てられた無農薬の紅茶。

ひしわ 農薬を使わずに育てた紅茶


パッケージの「自然はおいしい」という言葉通り、土を大切に、手摘みで丁寧に作られたおいしい紅茶だ。

お湯を注いだ後、うっかり放置してしまうのは私くらいかもしれないが、濃いめの紅茶で、お湯に浸ける時間が長いとガツンとくる味になってしまう。短時間でも味が出るので水出しにはぴったり。水出しにしたひしわの紅茶はきれいなオレンジ色が涼しげで、渋みがなくすっきりながら深い味わいだ。

一つ残念なのは、ティーバッグと紐を止めるのにホチキスが使われていて、コンポストにそのまま放り込むことができないこと。ホチキスの針は土に還らない。袋も化学繊維かどうかわからないので、庭のハーブのまわりに茶葉だけばらまいている(→8/2追記:袋はコットンリンターという綿でできた素材で土に還るそう)。最近は天然素材の袋を糸だけで止めてあるものも増えていてありがたい。

*ひしわ website http://www.hishiwa.co.jp/tea/tea.htm

2014/07/20

ヘアワックスにも moonsoapのクインタプルバリア

ムーンソープさんのQuintuple Barrier(クインタプルバリア)は、1つでどこにでも使え、ヘアワックスにも、リップクリームにも、アイクリームにも、ハンドクリームにも、アロマクリームにもなる。


*Moonsoap Quintuple Barrier紹介ページ
http://www.moonsoap.com/qbarrier.html

Quintupleとは「5倍の」という意味。1つで5つ以上の使い方をというコスメの在り方を提案している。ミツロウや天然の植物油、天然の精油だけで作られていて、髪のスタイリングだけでなく、髪や肌に栄養を与え、天然の香りで心にも栄養を与える。原料には、トーゴ共和国のフェアトレード&オーガニックシアバター、タイの女性たちが手絞りしたエキストラヴァージンココナッツオイル、ソノラ砂漠のオーガニックホホバオイルなど選りすぐりの良質原料のみを使用している。

ヘアワックスはファイバーなど、化学的なものが入っていないと髪の形を決めるのは不可能だと思っていたが、Quintuple Barrierのスタイルブックの写真を見て、その前提が根底から覆された。髪を立たせたりといったハードスタイリングにはドリームウォーカー(D)、髪の流れを作ったりといったナチュラルスタイリングにはゴールデンムーン(G)が適している。

普通のワックスは、かなり強力なシャンプーでないと落とせなくて厄介だったが、Quintuple Barrierは、つけたまま眠っても髪に栄養が溶け込んでキューティクルのケアになり、落としたければ石けんシャンプーで落ちる。

何も知らなかった中高生のころ、修学旅行の荷物はものすごく多かった。ヘアケアウォーター、ヘアワックス、クレンジングシャンプー、シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔フォーム、ボディ用乳液、化粧水、乳液、ハンドクリーム、リップクリーム…、枚挙にいとまがない。

今では、Quintuple Barrierの携帯用の小さい缶とヨギソープさえあれば充分。身軽に旅行が楽しめるのもうれしい。

*全国の取扱店リスト
http://www.moonsoap.com/shoplist.html



(D、Gの携帯用15mlと、D、Gレギュラーサイズ80ml)

2014/07/15

カホクの菜の花畑ナタネ油

国内産の無農薬なたねを原料にしたカホクの国産菜の花畑なたね油。



安い外国産におされ、姿を消した国産のなたね。食に対する意識の高まりもあり、国内で栽培されるなたねも少しずつだが増えつつある。鹿北製油では、鹿児島、宮崎、福岡、北海道で無農薬栽培されたなたねを、化学薬品を用いずに搾油し、手漉き和紙で濾過している。臭みはなく、コクがあり、クッキーやケーキなどのお菓子作りにも大活躍だ。

外国産のなたねは遺伝子組み換えがほとんどで、安いサラダ油などは遺伝子組み換えの可能性がある。消費者が知らないだけで、日本は実は遺伝子組み換え輸入大国なのだという。植物性油脂が入っていたら、遺伝子組み換え作物を食べる可能性があるので、そのへんでお菓子を買うことは今ではまずない(動物性ならいいかと言うと、ほとんどの牛や豚は遺伝子組み換え飼料を食べさせられている)。
※参考まで:遺伝子組み換え原料が入っていることがわかっている食品についての記事『遺伝子組み換え使用ワースト1は明治HD、おやつの『カール』など』

「遺伝子組み換えでない」という表示があっても、全重量の5%以内であれば混入が許されているので、アメリカや中国など、遺伝子組み換え作物の栽培が許可されている国のものが原料の場合は混入の可能性がゼロではない。

遺伝子組み換え作物は、日本国内では販売用作物としての栽培は認可されていないので、遺伝子組み換えの心配はない。しかし、すでに実験作物としては認可されていて、全く隔離されていない圃場で栽培されている。もし花粉などが飛んで近隣の農場の作物が受粉してしまうと、遺伝子組み換え作物が知らぬ間にできてしまうだけでなく、受粉されてしまった農家の人が知的財産権の侵害で遺伝子組み換え作物の花粉をばらまいている企業に訴えられるのだというのだから、迷惑極まりない話だ。

遺伝子組み換え作物は健康への影響がわかっていない(ラットの実験では発ガン性が見られたものもある)、遺伝子組み換え作物を栽培することは除草剤をガンガン使いまくることと同義であって土をボロボロにする(なぜならば、遺伝子組み換えとは除草剤を撒いても枯れない作物のことで、遺伝子組み換え作物と除草剤はセットだから。除草剤を売るメーカーが遺伝子組み換えを研究開発している)、除草剤耐性のある草スーパーウィードの出現など生態系の影響が計り知れない、などの理由から、私は遺伝子組み換えには大反対だ。放射能と同様、食べたい人は食べたらいいが、食べたくない人が正確に知らされないために避けられないのが問題だと思う。

遺伝子組み換えについては、以下の2本のドキュメンタリーを見た。どちらも危険を顧みずに深く切り込んでいて、衝撃的だった。

 


 
DVD『世界が食べられなくなる日』は2014年8月29日頃発売予定
ラットの実験についても予告編に登場する

まじめに命の循環の一部を担う農業を営むまじめな生産者と、食べる人とをつなぐ役割を果たし、人と地球の健康を創るほんものの製品。それを選ぶことで、そのまじめな営みを応援できるなら、値段は5倍か10倍くらい違っても、ほんものを選ぶことを望む。安い裏にはやっぱり歪んだ行為が潜んでいる。

*鹿北製油のなたね油商品一覧
http://www.kahokuseiyu.co.jp/docs/item/nataneoil/index.htm



*遺伝子組み換えについては、こちらの書籍も詳しくてわかりやすい。


「いでんし くみかえ さくもつ のない せいかつ」(手島奈緒 著・竹林美幸 編/雷鳥社刊)

2014/07/12

鹿北製油の鹿児島県産黒ゴマ油

鹿児島県鹿北製油の黒ごま油は、農薬や化学肥料を使わずに育てられた黒ごまを、薪の火で釜煎りし、昔ながらの玉締め製法で絞って、手漉き和紙で濾過されている。

鹿児島県産
無農薬黒ゴマを使用

黒ごまは、カルシウムが多く、黒い色素にはアントシアニンが含まれるなど、ごまの中でも特に身体にいいことが知られているが、油分が少なく、ごま油の材料になるのは大抵白ごまだ。鹿北製油では、1983年に世界で初めて、黒ごま油の製造に成功した。

カホクの黒ごま油は香り高く、炒めものにはもちろん、味噌汁に少したらすと最高においしい。自家製味噌に混ぜ合わせるだけでもごはんのおともになるし、おにぎりに塗ってもおいしい。焼おにぎりにしたらもう最高だ。

黒ごまから絞ったごま油というだけでも珍しいが、国産の黒ごまを原料にしたものもある。"「身土不二」(自分が暮らす土地で穫れた季節のものを、一物全体エネルギーを余さずいただく)の精神に則り、原料本来の栄養や風味を出来るだけ損なわない、より美味しく安心な製品を提供したい"という想いから、地元鹿児島県の農家の方に農薬と化学肥料を使わずに栽培してもらっている。

玉搾りという搾油方法も今では珍しくなった。現在では、ほとんどの油が苛性ソーダやシュウ酸などの薬品や添加物を使って化学的に抽出されており、日本では表示義務がない。

*鹿北製油 website
http://www.kahokuseiyu.co.jp/docs/index.htm


(国産(左)のほか、値段が手頃な外国産有機黒ゴマ油(右)もある。)

2014/07/10

飯尾醸造 奇跡の林檎100%の「にごり林檎酢」

「奇跡のリンゴ」の木村秋則さん(*)が肥料も農薬も一切使用せずに自然のままに育てた自然栽培りんごを丸ごとすりおろし、水を一滴も加えずに発酵・醸造されたにごり林檎酢。



●製造元から直接の取り寄せも可能
http://www.iio-jozo.co.jp/product/108

料理に使うのがなんだかもったいなくて、まずは水で薄めて飲んでみた。酢を飲むことは健康法で流行っても絶対に無理だと思っていたが、この林檎酢だけは違った。身体にすっと入っていく感じがした。付加価値のついた林檎というと、とりわけ甘い、フルーティなど、そういう味を期待する人には物足りないかもしれない。なんの抵抗もなくすーっと入っていくような味で、身体が喜んで受け入れる感覚だった。その後は料理にもいろいろ使って、オリーブオイルとハーブソルトと合わせてドレッシングにしたり、紅白なますにしても格別の味だった。

木村秋則さんの本はたくさん読んだ。木村さんのりんごは、たいへんなときから応援してくれた人たちの分で全部なくなってしまうと読んで、それはそうだよなぁ、と思っていたときに、よく行くナチュラルハーモニーでこのお酢を見つけた。りんごを作っている両親にも、何かのきっかけになればとプレゼントしたら、値札のシールをはがすのを忘れて送ってしまい、高いねぇ!と目を丸くしていた。私も高くて買うのをためらったが、1本だけ味見にと奮発し、大事に大事に少しずついただいたのが懐かしい。

●飯尾醸造ウェブサイト:
http://www.iio-jozo.co.jp/

【関連記事】飯尾醸造の富士酢(2014/7/1の投稿)

*木村秋則さんについて:
http://www.akinorikimura.net/

2014/07/09

Radici(ラディーチ)のジャム

化学肥料や農薬に頼らず、植物本来の力と土と太陽の力でつくられた作物を昔ながらのレシピを基にジャムにしたRadici(ラディーチ)のジャム。

●通販で直接の取り寄せが可能
http://www.orcio.jp/order.htm

写真はあんずのジャム
日本へ輸入されているものには、野生のブルーベリー、あんず、桃、オレンジ、栗とオレンジ、栗とチョコラムの6種類があり、おいしすぎて全種類食べては、もう一周、という感じで食べていた。

Radici(ラディーチ)は、イタリア語で「根っこ」という意味。先祖が守り継いできた土地に根ざした食べ物をものを継承していくという想いから名付けられたブランド名だそうだ。

写真ではちらりとしか見えないが、ラベルの左端のほうにモノクロの写真が載っている。この写真には生産者の子どもたち4人が写っていて、この4人の子どもたちのためにもっと良い世界を残したい、先人が残した最良のものを継承して自分の根っこを再発見できる世界を残したいという想いが込められている。

近所で買えなくなったのと、最近はパン食が減ったので、ジャムをあまり食べなくなってしまったが。思い出したら、また食べたくなってしまった。よく行っていたナチュラルハーモニーの直営店でお店の人とよく、どの味が好きかで盛り上がったのも思い出に残っている。一番は、と聞かれるととても悩ましいが、栗とオレンジの組み合わせはおしゃれで珍しくて、プレゼントにも喜ばれた。パソコン仕事で目を酷使している家族はブルーベリーを好んで食べていた。

*輸入販売元アサクラさんの商品紹介ページ

2014/07/08

VOX SPICE(ヴォークス・スパイス)のオーガニッククミンシード

インドで有機栽培されたクミンシード。インド産は特に香りが強いと言われている。VOX SPICEのハーブやスパイスは、どれも無農薬または有機栽培。環境と身体に優しくてうれしい。

瓶入りタイプ


淡色の野菜に抜群に合う。スパイスだが辛くはない。キャベツやじゃがいもなどと一緒に炒めると食欲をそそるいい香りがする。スープにするときは、オリーブオイルをしいた鍋にクミンシードを入れ、弱火で熱して香りを出してから、野菜を炒め、煮込んでいる。我が家では野菜だけだと何かが足りない、というときにちょっとプラスする。

クミンシードは、古くから薬用植物として用いられ、風邪の症状を緩和するとも言われている。インドのアーユルベーダでは胃腸の薬として用いられてきたそうだ。精油に含まれる成分には抗菌作用もある。南アジアではクミンシードを炒めて煮だしたお茶が胃腸の調子を整える家庭薬としても使われているという。

瓶入りのほかに、チャック付きポリ袋に入ったタイプもある。
*VOX SPICE商品紹介ページ:



2014/07/07

アレガニの有機メイプルシロップ

カナダのアパラチア山脈で有機栽培されたサトウカエデの樹液を煮詰めたアレガニの有機メイプルシロップ。

330g入りボトル
ほかに132g、1,320g入りもある


友人が「メイプルは砂糖よりもカロリーが低いのに、カルシウムや鉄分などのミネラルやビタミンB1が豊富なんだって。貧血にもいいみたい」と教えてくれた。紅茶やハーブティ用に職場の机の引き出しに入れてあるのだという。

教えてもらって早速近所の自然食品店で探してみたら、有機栽培のメイプルシロップがあった。チャイに少し垂らしたり、小豆あんに甘味を加えるのに使ったり、ティラミスもどきや黒豆ゼリーにかけたり、いろいろにおいしく使っている。あんに使うといい感じの照りが出るのも気に入っている。

白砂糖の害はいろいろと言われている。消化の際に身体のミネラルを奪うため、カルシウムが不足してイライラする・骨が弱くなる・虫歯になる、身体を冷やし、貧血や低体温の原因なるなど。九州では夏に黒砂糖をおやつにするが、黒砂糖にはカルシウムが含まれているため、歯のカルシウム分を溶かさず、虫歯にならなかったと聞いたことがある。

メイプルシロップをはじめ、白砂糖の代わりになる、身体に優しいおいしいものがたくさんある。白砂糖をやめてから、自分は身体の調子が良くなった。冷えや頭痛、イライラに悩んでいる人がいたら、代わりのおいしい甘味を取り入れながら、白砂糖なしにしたら身体がどう変化するか、一度試してみる価値はあると思う。

*輸入販売元ミトク商品紹介ページ
http://www.31095.jp/products/detail.php?product_id=2265



2014/07/03

三河国産有機みりん

三河みりんは国産の有機栽培のもち米を釜で蒸し、仕込んだもろみを熟成させて糖化する日本古来の伝統的な製法で作られている。

 
出来合いのタレに頼らなくなると、めんつゆや煮物など、みりんは意外とよく使う。三河みりんはまろやかでおいしすぎて、おたまに注いで鍋に持っていくはずが、ついつい口元に持って行ってしまうことも多い。

ほんものの基本調味料を揃えると、冷蔵庫にゴロゴロ並んでいたタレや素やドレッシング類が次々なくなる。自分で作ったほうがおいしくて、原料がよくわかって安全だからだ。ほんものは一般のものに比べて高いが、何種類ものタレ類を買うのに比べたら、安上がりかもしれない。

三河みりんでは伝統製法にこだわり、糖化には米焼酎を用い、熟成には2年以上かかる。戦後から広まった工業的な製法では、圧力をかけてもち米を蒸したり、高温で液化したりする工業的な処理をして、たったの40日から60日ほどでみりんができ、米焼酎ではなくホワイトリカーなどの甲類焼酎を用いている。水あめを入れて甘みを調整したりしているものもある。みりん風調味料はもっといろいろ入っている。でんぷんを原料に生成される添加物や水あめは安いコーンから作られることが多く、遺伝子組み換えコーンの可能性大だろう(*)。

おいしいものを食べる幸せと健康を、目先の安さと時短には代えられない。

●三河みりんウェブサイト
http://www.mikawamirin.com/

*みりんのアルコール分が気になる方は、沸騰させてアルコールを飛ばしてから使うと良いそう。

*遺伝子組み換えについては、こちらの書籍が詳しくて読みやすい。


「いでんし くみかえ さくもつ のない せいかつ」(手島奈緒 著・竹林美幸 編/雷鳥社刊)

2014/07/01

飯尾醸造の富士酢

飯尾醸造の富士酢は、無農薬の米をふんだんに使った天然醸造酢。水は京都・丹後の山里の伏流水を使っている。

原料は地元京都産
無農薬米と湧き水

「米酢」と表記できる量の5倍の米を使い、杜氏さんが蔵で醪を作り、昔ながらの静置発酵法でじっくり熟成させたお酢だ。飯尾醸造さんでは、米の自家栽培にも取り組んでいる。

メッセージ入りボトル
正月に新鮮な魚をたくさんいただいて、一部を酢じめにしてちらし寿司にしようと酢を探していたときに、前に買った奇跡のりんご酢のことを思い出し、同じ醸造元のお酢を探していたら、近所の成城石井で富士酢を見つけた。その時は農薬不使用栽培50周年記念で、特別ボトルに手書きで客へのメッセージが書かれていて、一つ一つ見入ってしまった。

梅干しを漬けるので梅酢があって、お酢はあまり使う機会がないが、ハレの日の料理にときどき使う。魚と富士酢の相性は抜群だと思う。ツンとせず、まろやかなお酢で、酢飯も砂糖なしでおいしくできる。

火入れしていない菌が生きた酒は、酒から酢へと変化して、最後には酢から水になって自然へ還るという話を聞いたことがある。りんごからできるシードルも、ブドウからできるワインも、米からできる日本酒も同じ道をたどる。抗菌、殺菌と嫌われがちな菌だが、嫌われても発酵して自然の営みを司る菌たちは偉いなぁ、すごいなぁと思う。酢ができるのも、菌たちの働きのおかげ。機械化が進んで速く楽にできるようになった現代でも、目に見えない菌たちの働きに寄り添う蔵の人々の職人技と心意気、人間にしか出せない味があると再認した。


●飯尾醸造
https://www.iio-jozo.co.jp/

*補足:マクロビでは、酢は血を溶かす極陰性の食品として避けられているようだ。私は酢が好きなので、料理には使う(いくら好きでも、よくある健康法のように飲む気にはならないが…)。気になる人や、貧血気味の人は、梅酢を使うか、酢を軽く火にかけて陰性のツンとした感じを飛ばしてから使うと良いそうだ。

2014/06/24

祝島の寒干し大根

昨日に引き続き、祝島の特産品を紹介したい。

祝島の寒干し大根はどう料理してもおいしい。あいにく、食べ尽くしてしまい、写真はない。

切り干し大根より大きい切り方で、鍋料理やスープなど煮る料理にすると出汁をたっぷり吸い込んで、噛むほどにじゅわっと旨味が広がる。無農薬の大根を冬の寒風にあてて自然乾燥した大根で、陽の光が甘さと旨味を増している。水で戻して、青海苔などで和えたり、漬け物にしたりしてもポリポリとした食感がおいしい。

天日干しの大根の味を知るまで、切り干し大根など、干した大根は臭いものだと思っていた。機械乾燥のものは臭く、戻し汁はとても使えないが、天日干ししたものは嫌なにおいが全くなく、戻し汁は旨味が凝縮されたいい出汁になる。

天日干しの大根と椎茸の戻し汁に天日塩で味付けしただけでも、深みのあるスープになり、粉末のブイヨンやコンソメでは適わないおいしさだ。太陽の力はすごい。

寒干し大根は、関東各地にあるこだわりやで買ったことがある。祝島から直接取り寄せることも可能だ。
●祝島市場:http://www5d.biglobe.ne.jp/~jf-iwai/kanbosidaikon.htm

関連記事:祝島のびわ茶

2014/06/23

祝島のびわ茶

山口県のハート型の島・祝島。

臨場感ある手描きのイラスト
東城百合子先生の自然療法の本「家庭でできる自然療法」でびわのすごさを知り、びわの葉茶を探していたときに自然食品店で祝島のびわ茶を見つけた。製造工程の手描きのイラストと手書きの説明が味わい深くてとても好きになった。小さな字で無農薬であることが記されていた。

びわの葉は昔から万能薬として用いられ、ガンを消す成分が含まれていることも知られている。祝島のびわ茶は、やかんで煮出すとたくさんできる。オレンジ色がきれいなお茶で、ハーブティのようにすっきりしていて、ほうじ茶のように香ばしくて飲みやすい味だ。

びわ茶をきっかけに、祝島の人々が島のすぐ近くに建設計画のある上関原発から島の暮らしを守ろうと30年以上も抗議し続けてきたことを知った。気の遠くなるような年月だ。

原発は、なにも事故を起こさなくたって放射性物質を含む排水と排気で海も空気も汚し続け(*1)、海水温を上昇させて漁場の生態系を狂わせる(*2)。島の人々は漁業と農業を中心に自然環境と調和した暮らしを営んできた。上関原発はその美しい暮らしを壊滅させる。

私も祝島の暮らしを守る一助になりたいと願い、祝島の情報を追うようになったが、福島で東電があんな大惨事を起こしたにもかかわらず、何度も強引に危うい状況に持っていかれ、そのたびにハラハラしている。映画の悪役みたいな、いかにも悪人面した二枚舌のお役人を追い返す映像に、島の人々はすごいと思った。

祝島のびわ茶を買うと、島の人々を応援することにつながると説明文に小さな字で書かれていた。おいしい健康茶を飲んで、少しでも島の人々の力になれるならうれしい。これからも祝島の無事と自分の健康を願いながら、びわの葉茶を飲み続けたい。

関東では、世田谷・三軒茶屋のカフェ・オハナ、国立のあひるの家、関東各地にあるこだわりやで買ったことがある。

祝島から直接、通信販売でも取り寄せることができる。
●祝島市場:http://www5d.biglobe.ne.jp/~jf-iwai/itiba.htm

*1参照:
ドイツ政府調査 原発周辺で小児白血病が2.2倍の発症(ウィンドファーム中村隆市さんのブログより)*2参照:
<原発の自然破壊>原発が止まり、そして海が蘇る4/12報道特集「原発の長期間停止 海の生態系に劇的変化」文字起こし(みんな楽しくHappy♡がいい♪より)

2014/06/22

健一自然農園の和紅茶

こちらはリーフタイプ
ティーパック入りもある
ほのぼのかわいいパッケージに惹かれて知った健一自然農園さんのお茶。奈良県の標高400〜500mの大和高原で、自然栽培のお茶づくりに取り組まれている。

ほうじ茶、煎茶、烏龍茶、天地のお茶(粉末茶)、どのお茶も本当においしいのだが、私の中で特にすごいと思ったのが和紅茶。国産の紅茶というだけでも珍しいが、自然栽培の国産紅茶はさらに珍しい。


紅茶は茶葉が開くまで蒸らすのがおいしく淹れるコツらしい。茶葉が開くまで、と試みるのだが、待っている間にほかのことをし始め、はっと思い出したときには、時すでに遅し、お茶が出過ぎて渋くなっている。

健一自然農園さんの和紅茶は、そんな自分にもおいしく淹れられる唯一の紅茶。蒸らしていて途中で忘れても渋くならない。ミルクも砂糖もいらないくらい甘い。ぜひ、ストレートで味わってみてほしい。



健一自然農園さんのお茶(左から、和紅茶、ほうじ茶、煎茶、烏龍茶)

*健一自然農園さんのウェブサイト:
http://cyaen.fai-system.com/index.htm