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2015/04/19

GEN-MY

イオンのドリンクコーナーで、パッケージにお米が描かれた飲み物を見つけた。

その名も「GEN-MY」(げんまい)。原料は、福井県産の無農薬栽培の玄米と水のみ。「酵素糖化製法」というものによって、玄米のでんぷん部分はオリゴ糖に、タンパク質はアミノ酸に分解し、各種のミネラルや栄養素はそのまま残して栄養吸収率を高めているらしい。

お味は、甘酒に似ているが、甘酒にはない香ばしさがある。お米の粒つぶ感は残っておらず、わずかにざらっとした感じがある。甘みは、甘酒と同程度か、それ以上かもしれない。

胃が弱っていて、全身に力が入らないときに飲んだ。すると途端に歩くスピードが2倍くらいになり、相方に笑われた。


2014/09/02

禾さんの甘酒アイスクールビューティ

お米と米麹を発酵させて作られた甘酒のジェラート。乳製品と白砂糖を使わずに作られている。


プレーンとゆずの2種類で、写真はゆずのもの。原料は、甘酒、ライスドリンク(有機栽培米と有機ひまわり油、塩でできている)、粗製糖がプレーンで、ゆずには、自然栽培のゆず果汁が入っている。禾さんも綾川町にある会社。移住先を検討中にほんものの食べ物を作られている禾さんの存在を知り、綾川町への期待が高まった。

滝宮天満宮にお参りに行くときは、近くの道の駅滝宮に寄って、禾さんのお弁当かおやつを買うのが楽しみだ。花より団子というか、天神様に失礼かもしれないが、やっぱり越してきてよかったと思うひとときだ。夏はこのジェラートをいただいて、暑さに負けない栄養と涼をもらっている。江戸時代には、甘酒は夏バテ防止に飲まれていたそうで、アミノ酸がたっぷりなので今は「飲む点滴」とも呼ばれている。

自宅で甘酒アイスを作ったら、ザクザクのシャーベットみたいになったが、禾さんのアイスはなめらかでとろりとしていて、まさにジェラート。こんな甘酒アイスを他では知らない。

*買えるお店のリストはこちら:

*禾さんの商品紹介ページ

2014/08/30

馬路村公認飲料ごっくん馬路村

蜂蜜と馬路村で栽培されたゆずと水だけでできたさっぱりドリンク。25年以上も愛されてきたロングセラー商品だ。


ラベルの「こんなときに」のところに、ふるさとを思うとき、と書かれているせいか、どこにいてもこれを飲むとなんだかホームな感じになれて、またがんばれる気がする。

馬路村では、農薬や化学肥料、除草剤を一切使わずにゆずを栽培している。馬路村農協のウェブサイトからゆずづくりの指針を以下に引用したい。


馬路村流ゆずづくりの指針

一、健康的なゆずづくりが私たちの基本です。
二、除草剤、化学系農薬、化学肥料を一切使用せず、有機栽培に準じてゆずを育てています。
三、ゆずの搾りカスは山の木の皮を混ぜて発酵させて堆肥にし、ゆずの根本に返す事によってくるくるまわる循環型

こういう飲み物には果糖ブドウ糖液糖が入ったものがほとんどなのに、砂糖すら使わずに、蜂蜜だけで甘味をつけている。香料も酸味料も保存料も入っていない。ほんものの飲み物だ。


果糖ブドウ糖液糖をなるべく避けている。なぜかというと、理由はいくつかあり、液体なので血液への吸収が早く、糖尿病になりやすいこと、血糖値がぐんと上がるため、すぐにまた食べたくなる肥満への循環もスタートさせてしまうこと、また、原料が遺伝子組み換えコーンの可能性が高いことがその理由だ。(検索すれば、いろいろ出てくるが、一般の方があまり抵抗を感じないメディアでも取り上げられていたので、リンクをつけておきたい→“天然甘味料でも要注意!米国で使用制限広がる「異性化糖(果糖ぶどう糖液糖)」があふれる日本”/ダイアモンドオンライン)

家庭で作るようなシンプルな素材だけでできたものが一番おいしい。もちろん、シンプルな素材で作るとなると、素材の良し悪しが味を左右するから、なるべく自然の摂理に沿って栽培されたものが使われていることが多いように思う。

*馬路村農協ウェブサイト
http://www.yuzu.or.jp/

*馬路村農協の商品紹介ページ
http://www.yuzu.or.jp/umaji_shopping/products/detail.php?product_id=27

2014/08/27

N Harvest(エヌ・ハーベスト)さんのチャイスパイスミックス

N Harvestさんは、オーガニックスパイスとドライフルーツを取り扱っているお店。初めて出会ったのは、代々木公園のアースデイマーケットだった。西荻窪に実店舗ができているのを見つけたときは、城ができたんだ!よかったなぁーとうれしくなった。

よく使うので、今日はチャイスパイスミックスを紹介したい。



スリランカで有機栽培された風味豊かなシナモン、ジンジャー、カルダモン、ペッパーがバランスよくミックスされている。家庭で簡単に本格的なマサラチャイが楽しめ、一袋で約25杯分できるそうだ。

紅茶とミルクと一緒に煮出して飲むのが本来なのだが、なにせ無精者で、あんまりそうやって飲んだことはない。いつもクッキーやスコーンなどのお菓子やパンの生地に使っている。ほんの少量で強い香味が広がるのがすごい。ココアに混ぜるとスパイシーなココアになり、寒くなってきたら恋しくなる味だ。

*N HarvestさんのFacebookページ
https://www.facebook.com/nharvest.organic

*N Harvestさんのショッピングサイト
http://www.rakuten.co.jp/nharvest/

2014/08/24

マルシマ 芋自慢!がんこ農家がこだわった有機生芋蒟蒻

広島県産の有機こんにゃく芋で頑固農家がこだわって作ったこんにゃく。


原材料のこんにゃく芋はなんと在来種。収穫まで3年かかるそうだ。効率を重視する世の中で一代交配種(*)全盛のなか、在来種はどんどん絶滅してしまっている。たいへん貴重な存在だと思った。
*一代限りの種で、種とりができない。育種に雄性不稔性を利用したものでなければ種とりはできるが、できても同じものができるとは限らず、固定化に何年もかかる

私はこんにゃくが大好きなのだが、東電の原発事故でめったに食べられなくなり、正月の煮しめもここ数年こんにゃく抜きで悲しかった。

というのは、有機こんにゃくは普通のスーパーでも見かけるようになってきたが、「国内産」とだけしか書かれていないものが多く、放射性物質の検査結果が書かれている店はほとんどないからだ。あっても検出下限値が20~30ベクレル程度で、1ベクレル以下のところは自然食品店でもほんの数店しか知らない。書いていなければ、産地で判断するしかないが、国内産としか書かれていなければ、それすらもできない。こんにゃくの名産地の群馬県にも、残念ながら東電の原発からの放射能が降ってしまった。悲しい。

このこんにゃくにはちゃんと「広島県産」と書かれていて、うれしかった。何年かぶりに好物を食べることができた。しかも栽培してこんにゃくにしてくれた農家さんの名前と住所とメッセージまで書かれている。凝固剤には貝からとれた水酸化カルシウムを使うというこだわりよう。

味はもちろん最高においしかった。柔らかくて優しい味で、1枚を切り分けて、ステーキ、煮物、スープにしていただいた。

高松の商店街のお豆腐やさんで見つけた。このお店では、お豆腐以外に、自然食品店でもレアな有機・無農薬食材を扱っていて、お店の方も誇りを持って働いていた。「これも無農薬ですか?」と聞くと、「そう。すごいでしょ?」という返事がかっこよかった。客に取り扱い品のことをきかれて、こんなふうに胸をはれる店が増えることを願う。

*マルシマ 商品紹介ページ
http://www.junmaru.co.jp/products/detail.php?cat=12&id=113


(右:板こんにゃく/左:玉こんにゃく)

2014/08/21

ケンコーオーガニックフーズのシシリア島産オーガニックレモンストレート果汁

イタリアのシシリア島で有機栽培されたレモンを絞ったままビン詰めしたストレート果汁。濃縮還元とはおいしさが全く違う。

オーガニックレモン果汁ストレート100% 250ml


このレモン果汁にメープルシロップを入れて、水や炭酸水で割ると、味はおいしい経口補水液ができ、夏の水分補給にぴったりだ。簡単にできるので、暑くてさっぱりしたものが飲みたいときによく作っている。オリーブオイルと塩と合わせてドレッシングにしてもおいしい。

香川に来て、豊島で有機栽培のレモンが作られていると聞いたが、なかなか近所では売っていない。防かび剤のナンチャラ(アルファベットだったり、カタカナだったり)を使用しています、と注意書きのある外国産レモンしか近所では見かけない。とても食べる気にはならないのだが、レモンを料理に使いたいときもあり、そんなときに見つけたのがこのストレートレモン果汁だった。レモンを絞ったみたいな風味で、収穫前にも後にも農薬の心配がないので、とてもありがたい存在だ。

*ケンコーオーガニックフーズ website
http://www.kenkohorganic.jp/

2014/08/18

山清の有機きなこ

国内産の有機栽培大豆を100%使用した山清の有機きなこ。「北海道産」など、左下に貼られたシールにわかりやすく栽培された都道府県名が記載されている。



遠赤外線焙煎で豆の旨味を引き出しているそうだ。粉末緑茶ときなことすりごまを混ぜて、お湯を注ぐと、即席の抹茶ラテみたいになり、満足感も高くて、自分の中で最近のブームになっている。

香川に移住を検討していた頃に東京のちょっとこだわりスーパーで山清の製品を発見し、添加物が一切入っていなくて、なるべく国産原料にこだわっていることに好感を持った。住所を見てみると、移住を検討していた町の一つだった綾川町にあることを知り、綾川町は自然派の人が多いのかも、と期待が膨らんだ。

綾川町に移住してみて、少数派ではあるが、田舎のわりには有機や無農薬、無添加のものが結構あり、町内に白砂糖不使用の米粉のおやつを作っている会社もある。母もきゅうりの辛子漬けに使う有機からしを近所で見つけて、山清って綾川の会社だったね!とうれしそうに電話をくれた。金儲けばかりで売上高が多い企業よりも、ほんものの製品を作っている企業があることのほうが、町の誇りになる、そんな世の中になるとうれしい。

*山清 website
http://www.yamasei.jp/

2014/08/09

ラパン・ノワール(くろうさぎ)の天然酵母パン

前回紹介した木のひげの次に知って、同じくらいたくさん食べたのがラパン・ノワールさんの天然酵母パン。

●通販で取り寄せが可能
http://www.lapin-noir.co.jp/achat/index.htm

●ラパン・ノワールのパンづくりについて
http://www.lapin-noir.co.jp/pain/index.htm

代々木公園で定期的に開催されているアースガーデンと、年に一度NPOポラン広場が開催するオーガニックショーに出店されていたときに、原発に反対されているのを知って、きっとここのパンなら放射性物質や化学物質は入っていないだろうと思ったのがきっかけだったように思う。

そこでは、“No-Nukesパン”と名付けられた脱原発のパンも飾られていて、激しいパワーのこもったパンかと思いきや、繊細で優しい味のパンばかりで、脱原発を願っているのも、自然の摂理に沿ったパンづくりをされているのも、自然環境への愛情、人の健康を配慮する優しい気持ちからなんだろうなぁと想像した。国産小麦を使用し、できるかぎり有機または自然栽培の原料にこだわっている。酵母も自家培養のレーズン種、酒種、サワー種を素材に応じて使い分けている。

旬の素材を使った食事パンやおやつパンもいろいろあって、いつも選ぶのが楽しかった。夏野菜のピザや、うずまきごまレーズン、クリームチーズと林檎が入ったパンなど、珍しいパンをぐるっぺで買っては武蔵野の森公園でカモを眺めながら食べたのが懐かしい。朝食には地粉パン、カンパーニュ、コンプレ100(石臼挽自家製粉の全粒粉100%)などがお気に入りだった。

●取扱店のリスト:http://www.lapin-noir.co.jp/shops/index.htm

*ラパン・ノワールさんwebsite
http://www.lapin-noir.co.jp/index.htm



2014/08/06

木のひげの天然酵母パン

東京に住んでいたころ、天然酵母パンとコーヒーが毎朝の楽しみだった。お気に入りの名店が何軒かあり、そのうちの一つが木のひげさん。自家製天然酵母の元祖とも呼ばれていて、天然酵母パンの本には必ずと言っていいほど登場する名店だ。

●通販で取り寄せも可能

レーズン・カンパーニュ
酵母はレーズン+全粒粉
「天然酵母」という言葉自体あまり知られることのなかった30年以上前から、自家製の天然酵母でパンを焼きつづけている。

小麦粉と全粒粉は低農薬の南部小麦、ライ麦はカナダ産で有機栽培、ドライフルーツやナッツ類はノヴァの有機栽培のもの、卵や牛乳も非遺伝子組換え飼料で育った鶏と牛からいただいたもの、ナタネ油はカホクの非遺伝子組換えのもの、と安全でおいしい原料にこだわっている(原材料の一覧はコチラ)。

南部小麦については、放射性物質検査結果がわかるもののみを使用していて、仕入先の東日本産業株式会社が公表している検査結果を見ると、検出下限値が0.5~0.9ベクレル以下で不検出となっている。

トーストしたてのパン
ふわふわした食パンに慣れていた頃に初めて食べたら固くてびっくりしたが、南部鉄器のフライパンで蓋をして弱火でトーストすると、表面はカリッと香ばしく、中はもちっとして、噛みしめるほどに麦の甘みと繊細な風味が広がり、すっかりとりこになってしまった。

東京では、自然食品店のナチュラルハーモニー、ぐるっぺ、ナチュラルハウス、こだわりやなど、ほとんどの自然食品店にあって、いつでも買えたのだが(取扱店リスト)、香川に引っ越してからは一度も見かけていない。四国のおいしい天然酵母パンのお店ももちろんたくさんあるが、木のひげのパンは未だに恋しい東京の味だ。

●木のひげのパン
http://www.din.or.jp/~kinohige/

木のひげさんも登場する自家製天然酵母パンの本。レシピや、原料についてのコラムのほか、自分のペースで天然酵母パンづくりを楽しむ人々がたくさん登場しておもしろい。

自家製天然酵母のパンづくり


2014/08/03

たねの森の固定種・在来種の種

自分で種を採取しつづけることができる固定種・在来種の種を販売するたねの森さん。珍しい野菜やハーブが多く、パッケージも、カタログもかわいい。種は、農薬・化学肥料を使わずに栽培されている。

●無農薬・無化学肥料のたねの店「たねの森」
http://www.geocities.jp/tanenomori1/index.html

たねの森のカタログで見たことがあり、東京にいたときに固定種の野菜を栽培している農家さんに送ってもらって食べたことがある、グリーンゼブラというトマトと、ローザビアンカというナスを、近所のスーパーにある産直コーナーで発見した。香川でも固定種の野菜を栽培している農家さんがいるなんて、ととてもうれしくなり、カゴに入れてレジに並んだ。

レジを打ってくれた女性が、白と薄紫色のしましまの大きなナスを見て、「これは何ですか??」と興味シンシンにきいてくださり、「ローザビアンカと言うヨーロッパ原産の固定種のナスです。厚めの輪切りにしてソテーにするととろーっとしておいしくて」と説明したら、「へぇー!私農家の娘やけど初めて見たわぁ~。こんなナスあるんやねぇ、おいしそうー」と喜ばれ、こんなふうにして固定種・在来種の野菜が広がったらうれしいなぁと思った。

たねの森の種は、香川だと、栽培が簡単そうな品種のものが少しだけだったが、高松のアーバンリサーチドアーズですみっこに置かれていたのを見かけた。東京では、自然食品店のぐるっぺとGAIAで見たことがある。

*取り扱い店リストはこちら:http://www.geocities.jp/tanenomori1/link.html

一般に販売されている野菜のほとんどは、一代交配種(F1種)という種とりのできない(できても親と同じものが取れず、固定するのに何代もかかる)品種。その危険性を指摘した「タネが危ない」を読んで、固定種と在来種のたねを守るために、できることをしたいと思うようになった。

タネが危ない

この本で事実を知ってからは、なるべく固定種・在来種の野菜を購入して、農家さんをささやかながら応援し、自分で栽培する野菜も、たねの森、野口種苗さん、浜松の畑懐さん固定種・在来種の種を取り寄せて栽培するようになった。

2014/07/29

金沢大地のオーガニック大豆珈琲

石川県で有機栽培された大豆を焙煎して粉末にした珈琲風飲料。



濃いめにお湯で溶いてから豆乳を入れると、結構だまされる。珈琲をソイラテにしたと言われても私ならわからないかもしれない。お菓子に混ぜると、少量だときなこ、多めだと珈琲に似た風味になる。蒸しケーキに混ぜるのが気に入っている。国産大豆というだけでも貴重だが、有機栽培となるともっと稀有な存在。「国産有機大豆使用」と書かれたお豆腐なども生産地がわからないものが多い中で、生産者が自ら加工しているものなんて、金沢大地さん以外では見たことがない。

石川県の有機農家さんたちが運営する農産工房の金沢大地。砂糖ではなくて、有機栽培の米や芋を使った飴で甘みをつけたジャムもかわいくておいしい。金沢市の近江市場に直営店たなつやがあり、一度旅行で行ったが、どれもおいしそうでお土産選びはかなり悩ましかった。

*金沢大地 商品紹介ページ
http://www.k-daichi.com/products-soybean-coffee.html

2014/07/27

ゾネントアの有機ハーブティ イッツオールグッドフロッグ

有機ハーブをブレンドしたゾネントアのハーブティシリーズ。ネーミングもパッケージもかわいくていろいろ試している。

なかでもよく飲んでいるのは、イッツオールグッドフロッグ。鼻と喉が弱いので、花粉症の時期は特によく飲む。うちでの通称は「のどにカエルまきつくやつ」。イラストで記憶していてこう呼ばれるようになった。ハッピーそうな笑顔のカエルが喉を良くする魔法をかけてくれるような気がする。実際にはのどのイガイガのことがカエルで表現されているらしいのだが。



オーストリアの伝統的なレシピをもとにブレンドされていて、イッツオールグッドフロッグにはリンデンフラワー、エルダーフラワー、ローズヒップ、オオバコ、マロウが入っている(すべて有機栽培)。オオバコは日本でも昔から喉や咳の薬に使われていて、遠く離れたオーストリアでも喉のお茶に使われているというのは興味深い。

*輸入販売元おもちゃ箱 商品紹介ページ
http://www.kobitonomori.jp/products/detail.php?product_id=322

2014/07/24

ポナペペッパー

グアムの南東にあるポナペ島で農薬と化学肥料を用いずに栽培されているポナペペッパー。加工時にも添加物は一切使用していない。

白胡椒のホールタイプ


未成熟の実を摘んでじっくり乾燥させたぴりっと辛い「黒胡椒」と、熟した実を水に晒してから外皮を剥いで乾燥させた穏やかな辛さの「白胡椒」がある。まだ黒胡椒しか使ったことはないが、さわやかなピザにスープに欠かせない。香りがさわやかで、ミネストローネやラタトゥイユなどのトマトベースの料理にも、岩塩のスープなどにも、ぱらっと入れると華やかな香りが広がって、ぐっと美味しくなる。

ポナペペッパーに出会うまで、自分にとって胡椒は別になくてもいい調味料だったのだが、ポナペペッパーは入れるとぐっと風味が豊かになり、今や欠かせない調味料になっている。ポナペのおかげで胡椒のイメージが変わり、こだわって作られた胡椒を見つけると試してみたくなる。

香りが良いのは、ポナペ島が胡椒の栽培に適しているため。湿度が高いので、香りの成分が揮発せずに実の中に封じ込められているのだそう。胡椒は普通、年に一度しか収穫できないものだが、ポナペ島の場合は一年中収穫でき、いつでも新鮮な胡椒を出荷できるのも風味が良い理由らしい。

2014/07/23

和歌山の龍神梅

和歌山県の龍神村で無農薬・無化学肥料で栽培された梅と赤紫蘇を、着色料や保存料、人工甘味料などの化学物質を一切入れずに、家で作るのと同じように塩だけで漬けた梅干し。



*龍神自然センター 商品紹介ページはコチラ

塩は沖縄のシママース(メキシコやオーストラリアなど海外産の天日塩を沖縄の海に溶かしてから平釜で煮詰めた自然塩 [参照])を使用している。自家製の梅干しを作り出すまでは、梅と言えばいつも龍神梅だった。年に1度しか作れないので、年の途中で切らしてしまっても、龍神梅があってくれて助かっている。プラスチック容器は梅干しの酸で化学物質が溶け出す恐れがあると聞くので、オーサワジャパンから発売されている瓶入りの龍神梅のほうが好きだ。

瓶入り 300g


幼いときから「魔除けだから食べなさい」と両親に言われ、毎日食べていた梅干し。「魔除け」と言われるほど、梅干しは毒出し・毒消しの効果がすごいことを昔の人は知っていたのだろう。三年以上熟成したものが特に薬効が高いそうだ。

三年もの
自宅で放任栽培の梅を母が毎年漬けてくれていたが、持病をもつようになってからは身体がしんどくて作れないので、市販のものを買うようになっていた。幼いときは母が漬ける代わりにどこかの会社の人が母と同じように作ってくれたものとばかり思って、「魔除け」に毎朝食べていたが、市販のものは裏の表示を見ると、よくわからないカタカナや何でできているかわからない着色料や香料、酸味料など、よくわからないものだらけだった。これでは魔除けところか、魔に取り憑かれていまう、と言いたくなる。

もちろん全部が全部というわけではないが、梅と言えば紀州というほどの名産地・和歌山県の高級な梅干しでも、人工甘味料や化学調味料(アミノ酸等)が入っているのを知ったときはショックだった。自然食品店で龍神梅を初めて発見したとき、自分の中でものすごく和歌山県の名誉回復になったのを覚えている。

なお、龍神梅は、有機JASよりも厳しいフランスの国際有機農産物認証ECOCERT(※)を取得している。ただ、認証をとるのに時間もお金もかかるため、認証を取る余裕がない生産者もいて、認証がないからといって同水準でないというわけではない。信頼できる販売店の人や、直接買える場合は生産者の方に、よく話を聞かせてもらってから買わせてもらうようにしている。

※ECOCERT(エコサート):オーガニック認証団体の世界基準とも言われている。ECOCERT認証を受けた生産物は、ヨーロッパのオーガニックに関する法律に基づき生産されたもののことで、認定を継続するためには1年に1度の厳しい実地検査・審査を受ける必要がある。原料生産のプロセスだけでなく、近隣環境の保護や容器包装ラベルに至るまで厳密に管理されている。 http://www.ecocert.com/

●龍神自然センター website
http://ryujinume.com/




2014/07/21

ノヴァのオーガニックナッツとドライフルーツ

ノヴァ(Nova)のナッツやドライフルーツ類は、徹底した管理のもとで生産・流通されていて、確実にオーガニックだと信頼している。ノヴァでは、オーガニック、サステナビリティ、フェアトレード、生産者とのパートナーシップについて、しっかりと独自に考え、それぞれを明確に表明している。

  

パッケージに描かれている絵がとても素敵で、初めてノヴァの製品を手にとった。奇をてらわず、のびのびと、自分が捉えたままに描かれ、丹念に彩られた独特のタッチの果実やナッツの絵がとても好きになった。

後で調べたら、ノヴァは、すべての人が輝くことのできる社会を築きたいという願いから、知的なハンディを持つ人たちの芸術性を引き出し、表現と発表の場を提供し、人と人とをアートの力でつなぐムーブメント「もうひとつの美術館」の活動を支援していて、パッケージの絵は「もうひとつの美術館」に収められている作品だという。一袋出荷するごとに0.4円が活動資金として寄付されている。

オーガニックナッツでよく買うのは、アーモンド。くるみも味噌と混ぜて和え物や、おはぎなどによく使う。どちらもつぶが大きくてびっくりした。油も塩も、何もついていないが、甘みがあって、おやつにリスのように食べてしまう。ナッツもフルーツも、一般的な高温乾燥ではなく、天日乾燥か低温乾燥でゆっくり乾かされているので、しっかりとしたうまみと甘みがある。

ドライフルーツはレーズンをよく買っていて、自家製のパン酵母を作るのに使っている。オイルコーティングなどがされていると発酵しないそうだが、余計な加工が一切ないのと、自然のままに育てられた生命力あふれるフルーツなので、元氣に酵母がおきてくれる。

*ノヴァ website
http://www.nova-organic.co.jp/



(左からアーモンド、くるみ、レーズン。いずれもオーガニック)

2014/07/20

ヘアワックスにも moonsoapのクインタプルバリア

ムーンソープさんのQuintuple Barrier(クインタプルバリア)は、1つでどこにでも使え、ヘアワックスにも、リップクリームにも、アイクリームにも、ハンドクリームにも、アロマクリームにもなる。


*Moonsoap Quintuple Barrier紹介ページ
http://www.moonsoap.com/qbarrier.html

Quintupleとは「5倍の」という意味。1つで5つ以上の使い方をというコスメの在り方を提案している。ミツロウや天然の植物油、天然の精油だけで作られていて、髪のスタイリングだけでなく、髪や肌に栄養を与え、天然の香りで心にも栄養を与える。原料には、トーゴ共和国のフェアトレード&オーガニックシアバター、タイの女性たちが手絞りしたエキストラヴァージンココナッツオイル、ソノラ砂漠のオーガニックホホバオイルなど選りすぐりの良質原料のみを使用している。

ヘアワックスはファイバーなど、化学的なものが入っていないと髪の形を決めるのは不可能だと思っていたが、Quintuple Barrierのスタイルブックの写真を見て、その前提が根底から覆された。髪を立たせたりといったハードスタイリングにはドリームウォーカー(D)、髪の流れを作ったりといったナチュラルスタイリングにはゴールデンムーン(G)が適している。

普通のワックスは、かなり強力なシャンプーでないと落とせなくて厄介だったが、Quintuple Barrierは、つけたまま眠っても髪に栄養が溶け込んでキューティクルのケアになり、落としたければ石けんシャンプーで落ちる。

何も知らなかった中高生のころ、修学旅行の荷物はものすごく多かった。ヘアケアウォーター、ヘアワックス、クレンジングシャンプー、シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔フォーム、ボディ用乳液、化粧水、乳液、ハンドクリーム、リップクリーム…、枚挙にいとまがない。

今では、Quintuple Barrierの携帯用の小さい缶とヨギソープさえあれば充分。身軽に旅行が楽しめるのもうれしい。

*全国の取扱店リスト
http://www.moonsoap.com/shoplist.html



(D、Gの携帯用15mlと、D、Gレギュラーサイズ80ml)

2014/07/19

タルマーリーさんの自家製天然酵母パン

自分で酵母を起こして焼くパンも、焼きたての贅沢が味わえて大好きだ。しかし、職人が作るパンは、味にも見た目にも、やっぱり熟練の技が光る。みんなそれぞれでどれもすてきが、とりわけ、大好きなのが、タルマーリーさんのパンだ。理念も素晴らしく、心から尊敬している。

できるかぎり、地産地消で自然栽培またはオーガニックの材料にこだわり、自家製の天然酵母で発酵させたパン。「和食パン」などに使われている酒種酵母は、麹菌も自家採種して育てている。タルマーリーさんの著書「腐る経済」に麹菌を選ぶシーンが出てくる。想いが強いからこそなせることだと思った。

●タルマーリーさんの著書「田舎のパン屋がみつけた 腐る経済」

東京に住んでいた頃は、タルマーリーさんのパンを扱っている自然食品店が何店かあり(*)、会社の帰りに寄りやすい新宿のリマによく寄っていた。当時は、玄関を入ってすぐのところに飾られていて、今日は和食パンあるかなぁとワクワクしながら自動ドアを抜けると、ガラガラのことがときどきあった。「ないー」としょげていると、店員さんが気がついて、「あります、あります!さっき届いたばかりです!」と、届いたばかりの箱を出してきて、選ばせてくれることがあった。私の顔を見て、「あ、タルマーリーさんのパンだな」と察してくれる店員さんもいた。

*取り扱い店のリスト
http://talmary.com/wp/diary/breads/1086

タルマーリーさんの夢だったカフェも併設されている岡山県・勝山にあるお店にもいつか訪ねてみたい。自然栽培に取り組む仲間が近くに移住され、彼らが栽培した米や小麦を使い、自家採取の麹菌でパンを焼くことを、究極の目標に純粋な探求を続けるタルマーリーさん。私もその実現を心待ちに、陰ながら応援したい。

オンラインショップからも取り寄せが可能だ(発送は木・金・土のみ)。
●タルマーリーさん Online shop
http://shop.talmary.com/

2014/07/18

椰子の砂糖

椰子の花の蜜を煮詰めただけのシンプルな製法のお砂糖。

椰子の砂糖(300g)


原料が採れる椰子の木は、無農薬、無化学肥料、除草剤なしで栽培されている。加工時にも一切化学物質を入れていないし、必要なミネラルを取ってしまう加工もしていない。

香川県を初めて訪れた昨年10月、高松市にある春日水神市場で椰子の砂糖を見つけた。黒砂糖に似た外見に、ミネラルたっぷりの味わいを想像し、花の蜜というのもまた魅力的で、「食べてみたい!」とおみやげに買って帰った。輸入販売元が高松市で、高松にはこんな素晴らしい商品を扱っている会社があるなんて、と自分の中で高松の株がかなり上がった記憶がある。

東京の自宅に戻り、早速いろいろな料理に使って楽しんだ。その頃は、フライパンでよくクッキーを焼いていて、少し焦げたところがなんともおいしかった。自分で起こした酵母のパンにも、珈琲やココアにも、コクがプラスされてものすごくおいしくて、みるみるうちに食べてしまった。

また、この椰子の花の砂糖は、さとうきびから作られる砂糖よりもGI値(血糖値の上昇に関する指数で、低いと血糖値の上昇がゆるやか、高いと急激になる)がはるかに低く、上白糖のGIが110なのに対し、椰子の砂糖は35。玄米でよりも低いくらいで(玄米は55)、天然の代替甘味料としてもおすすめだという。

GI値が高い食品の危険性を警告した本を読んだという、私がよく行く自然食品店の方から、こんな話を教えてもらった。グルテンを増やすように品種改良された小麦粉や白砂糖などの高GI値食品を食べると、血糖値が急激に上がり、その後血糖値が下がるため、身体が血糖値を上げないといけないと思って糖分を必要とし、それが繰り返されて何度でも食べたくなる、つまり、GI値が高い食品は中毒性が高いのだという。

その説明を聞いて、白砂糖や品種改良が進みすぎた小麦粉を食べることは、血糖値をジェットコースターのようなものにしてしまうのだと思った。頻繁に食欲が襲ってくるので、肥満の一因にもなっているとうかがった。アメリカでは肥満が深刻な問題になっているが、意志が弱いからぶよぶよになってしまっているわけではなく、タバコのように中毒になってしまって抜け出せなくなっているためだと、その本には書かれていたらしい。小さい子が甘いものをほしがったときは特に、ミネラルが豊富でGI値の低いものにしたいと思った。

2014/07/12

鹿北製油の鹿児島県産黒ゴマ油

鹿児島県鹿北製油の黒ごま油は、農薬や化学肥料を使わずに育てられた黒ごまを、薪の火で釜煎りし、昔ながらの玉締め製法で絞って、手漉き和紙で濾過されている。

鹿児島県産
無農薬黒ゴマを使用

黒ごまは、カルシウムが多く、黒い色素にはアントシアニンが含まれるなど、ごまの中でも特に身体にいいことが知られているが、油分が少なく、ごま油の材料になるのは大抵白ごまだ。鹿北製油では、1983年に世界で初めて、黒ごま油の製造に成功した。

カホクの黒ごま油は香り高く、炒めものにはもちろん、味噌汁に少したらすと最高においしい。自家製味噌に混ぜ合わせるだけでもごはんのおともになるし、おにぎりに塗ってもおいしい。焼おにぎりにしたらもう最高だ。

黒ごまから絞ったごま油というだけでも珍しいが、国産の黒ごまを原料にしたものもある。"「身土不二」(自分が暮らす土地で穫れた季節のものを、一物全体エネルギーを余さずいただく)の精神に則り、原料本来の栄養や風味を出来るだけ損なわない、より美味しく安心な製品を提供したい"という想いから、地元鹿児島県の農家の方に農薬と化学肥料を使わずに栽培してもらっている。

玉搾りという搾油方法も今では珍しくなった。現在では、ほとんどの油が苛性ソーダやシュウ酸などの薬品や添加物を使って化学的に抽出されており、日本では表示義務がない。

*鹿北製油 website
http://www.kahokuseiyu.co.jp/docs/index.htm


(国産(左)のほか、値段が手頃な外国産有機黒ゴマ油(右)もある。)

2014/07/09

Radici(ラディーチ)のジャム

化学肥料や農薬に頼らず、植物本来の力と土と太陽の力でつくられた作物を昔ながらのレシピを基にジャムにしたRadici(ラディーチ)のジャム。

●通販で直接の取り寄せが可能
http://www.orcio.jp/order.htm

写真はあんずのジャム
日本へ輸入されているものには、野生のブルーベリー、あんず、桃、オレンジ、栗とオレンジ、栗とチョコラムの6種類があり、おいしすぎて全種類食べては、もう一周、という感じで食べていた。

Radici(ラディーチ)は、イタリア語で「根っこ」という意味。先祖が守り継いできた土地に根ざした食べ物をものを継承していくという想いから名付けられたブランド名だそうだ。

写真ではちらりとしか見えないが、ラベルの左端のほうにモノクロの写真が載っている。この写真には生産者の子どもたち4人が写っていて、この4人の子どもたちのためにもっと良い世界を残したい、先人が残した最良のものを継承して自分の根っこを再発見できる世界を残したいという想いが込められている。

近所で買えなくなったのと、最近はパン食が減ったので、ジャムをあまり食べなくなってしまったが。思い出したら、また食べたくなってしまった。よく行っていたナチュラルハーモニーの直営店でお店の人とよく、どの味が好きかで盛り上がったのも思い出に残っている。一番は、と聞かれるととても悩ましいが、栗とオレンジの組み合わせはおしゃれで珍しくて、プレゼントにも喜ばれた。パソコン仕事で目を酷使している家族はブルーベリーを好んで食べていた。

*輸入販売元アサクラさんの商品紹介ページ