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2014/08/18

山清の有機きなこ

国内産の有機栽培大豆を100%使用した山清の有機きなこ。「北海道産」など、左下に貼られたシールにわかりやすく栽培された都道府県名が記載されている。



遠赤外線焙煎で豆の旨味を引き出しているそうだ。粉末緑茶ときなことすりごまを混ぜて、お湯を注ぐと、即席の抹茶ラテみたいになり、満足感も高くて、自分の中で最近のブームになっている。

香川に移住を検討していた頃に東京のちょっとこだわりスーパーで山清の製品を発見し、添加物が一切入っていなくて、なるべく国産原料にこだわっていることに好感を持った。住所を見てみると、移住を検討していた町の一つだった綾川町にあることを知り、綾川町は自然派の人が多いのかも、と期待が膨らんだ。

綾川町に移住してみて、少数派ではあるが、田舎のわりには有機や無農薬、無添加のものが結構あり、町内に白砂糖不使用の米粉のおやつを作っている会社もある。母もきゅうりの辛子漬けに使う有機からしを近所で見つけて、山清って綾川の会社だったね!とうれしそうに電話をくれた。金儲けばかりで売上高が多い企業よりも、ほんものの製品を作っている企業があることのほうが、町の誇りになる、そんな世の中になるとうれしい。

*山清 website
http://www.yamasei.jp/

2014/08/06

木のひげの天然酵母パン

東京に住んでいたころ、天然酵母パンとコーヒーが毎朝の楽しみだった。お気に入りの名店が何軒かあり、そのうちの一つが木のひげさん。自家製天然酵母の元祖とも呼ばれていて、天然酵母パンの本には必ずと言っていいほど登場する名店だ。

●通販で取り寄せも可能

レーズン・カンパーニュ
酵母はレーズン+全粒粉
「天然酵母」という言葉自体あまり知られることのなかった30年以上前から、自家製の天然酵母でパンを焼きつづけている。

小麦粉と全粒粉は低農薬の南部小麦、ライ麦はカナダ産で有機栽培、ドライフルーツやナッツ類はノヴァの有機栽培のもの、卵や牛乳も非遺伝子組換え飼料で育った鶏と牛からいただいたもの、ナタネ油はカホクの非遺伝子組換えのもの、と安全でおいしい原料にこだわっている(原材料の一覧はコチラ)。

南部小麦については、放射性物質検査結果がわかるもののみを使用していて、仕入先の東日本産業株式会社が公表している検査結果を見ると、検出下限値が0.5~0.9ベクレル以下で不検出となっている。

トーストしたてのパン
ふわふわした食パンに慣れていた頃に初めて食べたら固くてびっくりしたが、南部鉄器のフライパンで蓋をして弱火でトーストすると、表面はカリッと香ばしく、中はもちっとして、噛みしめるほどに麦の甘みと繊細な風味が広がり、すっかりとりこになってしまった。

東京では、自然食品店のナチュラルハーモニー、ぐるっぺ、ナチュラルハウス、こだわりやなど、ほとんどの自然食品店にあって、いつでも買えたのだが(取扱店リスト)、香川に引っ越してからは一度も見かけていない。四国のおいしい天然酵母パンのお店ももちろんたくさんあるが、木のひげのパンは未だに恋しい東京の味だ。

●木のひげのパン
http://www.din.or.jp/~kinohige/

木のひげさんも登場する自家製天然酵母パンの本。レシピや、原料についてのコラムのほか、自分のペースで天然酵母パンづくりを楽しむ人々がたくさん登場しておもしろい。

自家製天然酵母のパンづくり


2014/07/15

カホクの菜の花畑ナタネ油

国内産の無農薬なたねを原料にしたカホクの国産菜の花畑なたね油。



安い外国産におされ、姿を消した国産のなたね。食に対する意識の高まりもあり、国内で栽培されるなたねも少しずつだが増えつつある。鹿北製油では、鹿児島、宮崎、福岡、北海道で無農薬栽培されたなたねを、化学薬品を用いずに搾油し、手漉き和紙で濾過している。臭みはなく、コクがあり、クッキーやケーキなどのお菓子作りにも大活躍だ。

外国産のなたねは遺伝子組み換えがほとんどで、安いサラダ油などは遺伝子組み換えの可能性がある。消費者が知らないだけで、日本は実は遺伝子組み換え輸入大国なのだという。植物性油脂が入っていたら、遺伝子組み換え作物を食べる可能性があるので、そのへんでお菓子を買うことは今ではまずない(動物性ならいいかと言うと、ほとんどの牛や豚は遺伝子組み換え飼料を食べさせられている)。
※参考まで:遺伝子組み換え原料が入っていることがわかっている食品についての記事『遺伝子組み換え使用ワースト1は明治HD、おやつの『カール』など』

「遺伝子組み換えでない」という表示があっても、全重量の5%以内であれば混入が許されているので、アメリカや中国など、遺伝子組み換え作物の栽培が許可されている国のものが原料の場合は混入の可能性がゼロではない。

遺伝子組み換え作物は、日本国内では販売用作物としての栽培は認可されていないので、遺伝子組み換えの心配はない。しかし、すでに実験作物としては認可されていて、全く隔離されていない圃場で栽培されている。もし花粉などが飛んで近隣の農場の作物が受粉してしまうと、遺伝子組み換え作物が知らぬ間にできてしまうだけでなく、受粉されてしまった農家の人が知的財産権の侵害で遺伝子組み換え作物の花粉をばらまいている企業に訴えられるのだというのだから、迷惑極まりない話だ。

遺伝子組み換え作物は健康への影響がわかっていない(ラットの実験では発ガン性が見られたものもある)、遺伝子組み換え作物を栽培することは除草剤をガンガン使いまくることと同義であって土をボロボロにする(なぜならば、遺伝子組み換えとは除草剤を撒いても枯れない作物のことで、遺伝子組み換え作物と除草剤はセットだから。除草剤を売るメーカーが遺伝子組み換えを研究開発している)、除草剤耐性のある草スーパーウィードの出現など生態系の影響が計り知れない、などの理由から、私は遺伝子組み換えには大反対だ。放射能と同様、食べたい人は食べたらいいが、食べたくない人が正確に知らされないために避けられないのが問題だと思う。

遺伝子組み換えについては、以下の2本のドキュメンタリーを見た。どちらも危険を顧みずに深く切り込んでいて、衝撃的だった。

 


 
DVD『世界が食べられなくなる日』は2014年8月29日頃発売予定
ラットの実験についても予告編に登場する

まじめに命の循環の一部を担う農業を営むまじめな生産者と、食べる人とをつなぐ役割を果たし、人と地球の健康を創るほんものの製品。それを選ぶことで、そのまじめな営みを応援できるなら、値段は5倍か10倍くらい違っても、ほんものを選ぶことを望む。安い裏にはやっぱり歪んだ行為が潜んでいる。

*鹿北製油のなたね油商品一覧
http://www.kahokuseiyu.co.jp/docs/item/nataneoil/index.htm



*遺伝子組み換えについては、こちらの書籍も詳しくてわかりやすい。


「いでんし くみかえ さくもつ のない せいかつ」(手島奈緒 著・竹林美幸 編/雷鳥社刊)

2014/07/06

RUMFORD(ラムフォード)のベーキングパウダー

お菓子を膨らませるのにはなるべく天然酵母を使いたいが、時間がないときはベーキングパウダーを使う。

アルミニウム&GMフリー
ベーキングパウダー

ラムフォードのベーキングパウダーは、アルミニウムが入っていない。コーンスターチには非遺伝子組み換えのコーンを使っている。健康的なおやつのラベルに「ベーキングパウダー(アルミニウムフリー)」という表記をよく見かけるようになり、普通のベーキングパウダーには入っているということか、と思った。それで使うようになったのが、この赤い缶のベーキングパウダー。アルミニウムフリーのベーキングパウダーはほかにもあるが、原料に遺伝子組み換え作物を使っていないことが明らかなものは少ない。

外でお菓子を買うときも、アルミニウムフリーかどうかわからない場合は、ベーキングパウダーが材料に入っていたら買わないようになった。アルミ製の鍋も避けている。アルミニウムは神経系に影響を与える場合があり、乳幼児ではパンケーキ1枚で基準値を超えてしまうという(*注)。また、アルツハイマーの原因になるという研究結果もある。反論ももちろんあるが、完全に安全だとは証明されておらず、人間が必要とするミネラルでもない。食べなくても死なないものを食べて、神経を傷めつけたくはない。


風と光のアルミニウムフリーベーキングパウダーもすべて非遺伝子組換え原料を使っている。見つけたら使ってみたい。


●輸入販売元アリサン商品紹介ページ:
http://store.alishan.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=3_66&products_id=56

*参照:
「膨張剤のアルミ、幼児ご用心 ホットケーキ1枚で基準超」(朝日新聞2010年10月26日)