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2014/10/04

発芽玄米麹 かむたち

寺田本家さんの「かむたち」は、無農薬発芽玄米に野生の麹菌を種付けした麹。



麹は稲についた野生の菌「稲麹」だ。無農薬の玄米を生産されている農家さんのことは、感謝の言葉とともにウェブサイトで紹介されている。

塩麹や味噌などいろいろなものに使わせてもらっている。自然の菌は雑菌も食べて発酵の味方につけてしまうらしい。今のところ、一度も腐敗したことがない。

この夏、かむたちで作った塩麹にきゅうりを漬けて2日くらい常温で放置したら、きゅうりの一部に白いカビのようなものがついていて恐る恐る舐めてみた。チーズのようなおいしさで食べて良いものの味だったので、麹菌だったようだ。もちろんお腹は壊さなかった。

玄米の麹はつぶつぶが残るので、この塩麹をスープに入れると雑穀スープみたいになり、深い旨味を与えてくれるだけでなく、具にもなってくれる。

何を隠そう、自分は寺田本家さんの大ファンで、蔵にも何度かイベントでおじゃまさせてもらっている。さすがは発酵の場。なぜか気持ちが愉快になってしまう。

*寺田本家さん website:
http://www.teradahonke.co.jp/

2014/08/27

N Harvest(エヌ・ハーベスト)さんのチャイスパイスミックス

N Harvestさんは、オーガニックスパイスとドライフルーツを取り扱っているお店。初めて出会ったのは、代々木公園のアースデイマーケットだった。西荻窪に実店舗ができているのを見つけたときは、城ができたんだ!よかったなぁーとうれしくなった。

よく使うので、今日はチャイスパイスミックスを紹介したい。



スリランカで有機栽培された風味豊かなシナモン、ジンジャー、カルダモン、ペッパーがバランスよくミックスされている。家庭で簡単に本格的なマサラチャイが楽しめ、一袋で約25杯分できるそうだ。

紅茶とミルクと一緒に煮出して飲むのが本来なのだが、なにせ無精者で、あんまりそうやって飲んだことはない。いつもクッキーやスコーンなどのお菓子やパンの生地に使っている。ほんの少量で強い香味が広がるのがすごい。ココアに混ぜるとスパイシーなココアになり、寒くなってきたら恋しくなる味だ。

*N HarvestさんのFacebookページ
https://www.facebook.com/nharvest.organic

*N Harvestさんのショッピングサイト
http://www.rakuten.co.jp/nharvest/

2014/08/21

ケンコーオーガニックフーズのシシリア島産オーガニックレモンストレート果汁

イタリアのシシリア島で有機栽培されたレモンを絞ったままビン詰めしたストレート果汁。濃縮還元とはおいしさが全く違う。

オーガニックレモン果汁ストレート100% 250ml


このレモン果汁にメープルシロップを入れて、水や炭酸水で割ると、味はおいしい経口補水液ができ、夏の水分補給にぴったりだ。簡単にできるので、暑くてさっぱりしたものが飲みたいときによく作っている。オリーブオイルと塩と合わせてドレッシングにしてもおいしい。

香川に来て、豊島で有機栽培のレモンが作られていると聞いたが、なかなか近所では売っていない。防かび剤のナンチャラ(アルファベットだったり、カタカナだったり)を使用しています、と注意書きのある外国産レモンしか近所では見かけない。とても食べる気にはならないのだが、レモンを料理に使いたいときもあり、そんなときに見つけたのがこのストレートレモン果汁だった。レモンを絞ったみたいな風味で、収穫前にも後にも農薬の心配がないので、とてもありがたい存在だ。

*ケンコーオーガニックフーズ website
http://www.kenkohorganic.jp/

2014/07/30

波花堂の御塩

御塩(おしお)と書いて「ごえん」(御縁)と読ませるなんてニクい。


小豆島に料理に行ったときに、泊めてもらった有機農家さんが営むペンションで、おかみさんが教えてくれた御塩。小豆島に移住してきた若い方が苦労もされながら復活させた地元産のお塩で、平釜で煮詰めて手作りしているものだそうだ。甘みがあっておいしい御塩で、御縁があって巡り会えて良かった。

香川は讃岐三白と言って、綿、和三盆、塩が昔からの特産品だったという。和三盆は今もあるが、塩も復活しつつあることを喜んでいる人も多い。おいしい自慢のご当地塩を守るために、きれいな海を保ちたいと思う人が増えてくれたらいいなぁと思う。

●「地元商店」の商品紹介ページ(インタビュー付き)
http://shop.jimo.co.jp/products/detail.php?product_id=83

2014/07/24

ポナペペッパー

グアムの南東にあるポナペ島で農薬と化学肥料を用いずに栽培されているポナペペッパー。加工時にも添加物は一切使用していない。

白胡椒のホールタイプ


未成熟の実を摘んでじっくり乾燥させたぴりっと辛い「黒胡椒」と、熟した実を水に晒してから外皮を剥いで乾燥させた穏やかな辛さの「白胡椒」がある。まだ黒胡椒しか使ったことはないが、さわやかなピザにスープに欠かせない。香りがさわやかで、ミネストローネやラタトゥイユなどのトマトベースの料理にも、岩塩のスープなどにも、ぱらっと入れると華やかな香りが広がって、ぐっと美味しくなる。

ポナペペッパーに出会うまで、自分にとって胡椒は別になくてもいい調味料だったのだが、ポナペペッパーは入れるとぐっと風味が豊かになり、今や欠かせない調味料になっている。ポナペのおかげで胡椒のイメージが変わり、こだわって作られた胡椒を見つけると試してみたくなる。

香りが良いのは、ポナペ島が胡椒の栽培に適しているため。湿度が高いので、香りの成分が揮発せずに実の中に封じ込められているのだそう。胡椒は普通、年に一度しか収穫できないものだが、ポナペ島の場合は一年中収穫でき、いつでも新鮮な胡椒を出荷できるのも風味が良い理由らしい。

2014/07/18

椰子の砂糖

椰子の花の蜜を煮詰めただけのシンプルな製法のお砂糖。

椰子の砂糖(300g)


原料が採れる椰子の木は、無農薬、無化学肥料、除草剤なしで栽培されている。加工時にも一切化学物質を入れていないし、必要なミネラルを取ってしまう加工もしていない。

香川県を初めて訪れた昨年10月、高松市にある春日水神市場で椰子の砂糖を見つけた。黒砂糖に似た外見に、ミネラルたっぷりの味わいを想像し、花の蜜というのもまた魅力的で、「食べてみたい!」とおみやげに買って帰った。輸入販売元が高松市で、高松にはこんな素晴らしい商品を扱っている会社があるなんて、と自分の中で高松の株がかなり上がった記憶がある。

東京の自宅に戻り、早速いろいろな料理に使って楽しんだ。その頃は、フライパンでよくクッキーを焼いていて、少し焦げたところがなんともおいしかった。自分で起こした酵母のパンにも、珈琲やココアにも、コクがプラスされてものすごくおいしくて、みるみるうちに食べてしまった。

また、この椰子の花の砂糖は、さとうきびから作られる砂糖よりもGI値(血糖値の上昇に関する指数で、低いと血糖値の上昇がゆるやか、高いと急激になる)がはるかに低く、上白糖のGIが110なのに対し、椰子の砂糖は35。玄米でよりも低いくらいで(玄米は55)、天然の代替甘味料としてもおすすめだという。

GI値が高い食品の危険性を警告した本を読んだという、私がよく行く自然食品店の方から、こんな話を教えてもらった。グルテンを増やすように品種改良された小麦粉や白砂糖などの高GI値食品を食べると、血糖値が急激に上がり、その後血糖値が下がるため、身体が血糖値を上げないといけないと思って糖分を必要とし、それが繰り返されて何度でも食べたくなる、つまり、GI値が高い食品は中毒性が高いのだという。

その説明を聞いて、白砂糖や品種改良が進みすぎた小麦粉を食べることは、血糖値をジェットコースターのようなものにしてしまうのだと思った。頻繁に食欲が襲ってくるので、肥満の一因にもなっているとうかがった。アメリカでは肥満が深刻な問題になっているが、意志が弱いからぶよぶよになってしまっているわけではなく、タバコのように中毒になってしまって抜け出せなくなっているためだと、その本には書かれていたらしい。小さい子が甘いものをほしがったときは特に、ミネラルが豊富でGI値の低いものにしたいと思った。

2014/07/15

カホクの菜の花畑ナタネ油

国内産の無農薬なたねを原料にしたカホクの国産菜の花畑なたね油。



安い外国産におされ、姿を消した国産のなたね。食に対する意識の高まりもあり、国内で栽培されるなたねも少しずつだが増えつつある。鹿北製油では、鹿児島、宮崎、福岡、北海道で無農薬栽培されたなたねを、化学薬品を用いずに搾油し、手漉き和紙で濾過している。臭みはなく、コクがあり、クッキーやケーキなどのお菓子作りにも大活躍だ。

外国産のなたねは遺伝子組み換えがほとんどで、安いサラダ油などは遺伝子組み換えの可能性がある。消費者が知らないだけで、日本は実は遺伝子組み換え輸入大国なのだという。植物性油脂が入っていたら、遺伝子組み換え作物を食べる可能性があるので、そのへんでお菓子を買うことは今ではまずない(動物性ならいいかと言うと、ほとんどの牛や豚は遺伝子組み換え飼料を食べさせられている)。
※参考まで:遺伝子組み換え原料が入っていることがわかっている食品についての記事『遺伝子組み換え使用ワースト1は明治HD、おやつの『カール』など』

「遺伝子組み換えでない」という表示があっても、全重量の5%以内であれば混入が許されているので、アメリカや中国など、遺伝子組み換え作物の栽培が許可されている国のものが原料の場合は混入の可能性がゼロではない。

遺伝子組み換え作物は、日本国内では販売用作物としての栽培は認可されていないので、遺伝子組み換えの心配はない。しかし、すでに実験作物としては認可されていて、全く隔離されていない圃場で栽培されている。もし花粉などが飛んで近隣の農場の作物が受粉してしまうと、遺伝子組み換え作物が知らぬ間にできてしまうだけでなく、受粉されてしまった農家の人が知的財産権の侵害で遺伝子組み換え作物の花粉をばらまいている企業に訴えられるのだというのだから、迷惑極まりない話だ。

遺伝子組み換え作物は健康への影響がわかっていない(ラットの実験では発ガン性が見られたものもある)、遺伝子組み換え作物を栽培することは除草剤をガンガン使いまくることと同義であって土をボロボロにする(なぜならば、遺伝子組み換えとは除草剤を撒いても枯れない作物のことで、遺伝子組み換え作物と除草剤はセットだから。除草剤を売るメーカーが遺伝子組み換えを研究開発している)、除草剤耐性のある草スーパーウィードの出現など生態系の影響が計り知れない、などの理由から、私は遺伝子組み換えには大反対だ。放射能と同様、食べたい人は食べたらいいが、食べたくない人が正確に知らされないために避けられないのが問題だと思う。

遺伝子組み換えについては、以下の2本のドキュメンタリーを見た。どちらも危険を顧みずに深く切り込んでいて、衝撃的だった。

 


 
DVD『世界が食べられなくなる日』は2014年8月29日頃発売予定
ラットの実験についても予告編に登場する

まじめに命の循環の一部を担う農業を営むまじめな生産者と、食べる人とをつなぐ役割を果たし、人と地球の健康を創るほんものの製品。それを選ぶことで、そのまじめな営みを応援できるなら、値段は5倍か10倍くらい違っても、ほんものを選ぶことを望む。安い裏にはやっぱり歪んだ行為が潜んでいる。

*鹿北製油のなたね油商品一覧
http://www.kahokuseiyu.co.jp/docs/item/nataneoil/index.htm



*遺伝子組み換えについては、こちらの書籍も詳しくてわかりやすい。


「いでんし くみかえ さくもつ のない せいかつ」(手島奈緒 著・竹林美幸 編/雷鳥社刊)

2014/07/13

カンホアの塩

ベトナムのカンホアで採れた海水だけを、お日さまと自然の風の力だけで乾燥させた天日塩。



カンホアがある塩田地帯は、古くから続くベトナム有数の天日塩の産地だ。ベトナムの人々が使う塩を生産しているため、政府が汚染を防止する規制を設け、家庭排水などが入り込まないようにされている。

カンホアの塩は、「結晶のまま」、「石臼挽き」、「石窯 焼き塩」の3種類がある。



石臼引きしか使ったことがなかったが、サンプルで3種全てをもらう機会があり、「結晶のまま」のおいしさを知った。ひと粒をそのまま舌の上にのせて溶かすと、複雑な味わいが次々に現れてすーっと消えていった。ナトリウムが99%以上の精製塩とは違い、多種多様なミネラルが含まれている天日塩だからこそできること。そのまま舐めても塩辛さがきつくない。きれいな海の水から濃縮されたさまざまな成分が甘みやうまみを併せ持った深く豊かな味わいを繰り広げていく。

天日だけで塩を作るには約2〜3カ月かかるという。ガスや電気などを全く使わずに作られているので、温室効果ガスも出ず、環境への負荷がほとんどゼロなのもうれしいが、海のエネルギーに太陽と風のエネルギーが加わっていると思うと、すごいパワーが宿っている感じがする。

*カンホアの塩
http://www.shio-ya.com/

2014/07/12

鹿北製油の鹿児島県産黒ゴマ油

鹿児島県鹿北製油の黒ごま油は、農薬や化学肥料を使わずに育てられた黒ごまを、薪の火で釜煎りし、昔ながらの玉締め製法で絞って、手漉き和紙で濾過されている。

鹿児島県産
無農薬黒ゴマを使用

黒ごまは、カルシウムが多く、黒い色素にはアントシアニンが含まれるなど、ごまの中でも特に身体にいいことが知られているが、油分が少なく、ごま油の材料になるのは大抵白ごまだ。鹿北製油では、1983年に世界で初めて、黒ごま油の製造に成功した。

カホクの黒ごま油は香り高く、炒めものにはもちろん、味噌汁に少したらすと最高においしい。自家製味噌に混ぜ合わせるだけでもごはんのおともになるし、おにぎりに塗ってもおいしい。焼おにぎりにしたらもう最高だ。

黒ごまから絞ったごま油というだけでも珍しいが、国産の黒ごまを原料にしたものもある。"「身土不二」(自分が暮らす土地で穫れた季節のものを、一物全体エネルギーを余さずいただく)の精神に則り、原料本来の栄養や風味を出来るだけ損なわない、より美味しく安心な製品を提供したい"という想いから、地元鹿児島県の農家の方に農薬と化学肥料を使わずに栽培してもらっている。

玉搾りという搾油方法も今では珍しくなった。現在では、ほとんどの油が苛性ソーダやシュウ酸などの薬品や添加物を使って化学的に抽出されており、日本では表示義務がない。

*鹿北製油 website
http://www.kahokuseiyu.co.jp/docs/index.htm


(国産(左)のほか、値段が手頃な外国産有機黒ゴマ油(右)もある。)

2014/07/10

飯尾醸造 奇跡の林檎100%の「にごり林檎酢」

「奇跡のリンゴ」の木村秋則さん(*)が肥料も農薬も一切使用せずに自然のままに育てた自然栽培りんごを丸ごとすりおろし、水を一滴も加えずに発酵・醸造されたにごり林檎酢。



●製造元から直接の取り寄せも可能
http://www.iio-jozo.co.jp/product/108

料理に使うのがなんだかもったいなくて、まずは水で薄めて飲んでみた。酢を飲むことは健康法で流行っても絶対に無理だと思っていたが、この林檎酢だけは違った。身体にすっと入っていく感じがした。付加価値のついた林檎というと、とりわけ甘い、フルーティなど、そういう味を期待する人には物足りないかもしれない。なんの抵抗もなくすーっと入っていくような味で、身体が喜んで受け入れる感覚だった。その後は料理にもいろいろ使って、オリーブオイルとハーブソルトと合わせてドレッシングにしたり、紅白なますにしても格別の味だった。

木村秋則さんの本はたくさん読んだ。木村さんのりんごは、たいへんなときから応援してくれた人たちの分で全部なくなってしまうと読んで、それはそうだよなぁ、と思っていたときに、よく行くナチュラルハーモニーでこのお酢を見つけた。りんごを作っている両親にも、何かのきっかけになればとプレゼントしたら、値札のシールをはがすのを忘れて送ってしまい、高いねぇ!と目を丸くしていた。私も高くて買うのをためらったが、1本だけ味見にと奮発し、大事に大事に少しずついただいたのが懐かしい。

●飯尾醸造ウェブサイト:
http://www.iio-jozo.co.jp/

【関連記事】飯尾醸造の富士酢(2014/7/1の投稿)

*木村秋則さんについて:
http://www.akinorikimura.net/

2014/07/08

VOX SPICE(ヴォークス・スパイス)のオーガニッククミンシード

インドで有機栽培されたクミンシード。インド産は特に香りが強いと言われている。VOX SPICEのハーブやスパイスは、どれも無農薬または有機栽培。環境と身体に優しくてうれしい。

瓶入りタイプ


淡色の野菜に抜群に合う。スパイスだが辛くはない。キャベツやじゃがいもなどと一緒に炒めると食欲をそそるいい香りがする。スープにするときは、オリーブオイルをしいた鍋にクミンシードを入れ、弱火で熱して香りを出してから、野菜を炒め、煮込んでいる。我が家では野菜だけだと何かが足りない、というときにちょっとプラスする。

クミンシードは、古くから薬用植物として用いられ、風邪の症状を緩和するとも言われている。インドのアーユルベーダでは胃腸の薬として用いられてきたそうだ。精油に含まれる成分には抗菌作用もある。南アジアではクミンシードを炒めて煮だしたお茶が胃腸の調子を整える家庭薬としても使われているという。

瓶入りのほかに、チャック付きポリ袋に入ったタイプもある。
*VOX SPICE商品紹介ページ:



2014/07/07

アレガニの有機メイプルシロップ

カナダのアパラチア山脈で有機栽培されたサトウカエデの樹液を煮詰めたアレガニの有機メイプルシロップ。

330g入りボトル
ほかに132g、1,320g入りもある


友人が「メイプルは砂糖よりもカロリーが低いのに、カルシウムや鉄分などのミネラルやビタミンB1が豊富なんだって。貧血にもいいみたい」と教えてくれた。紅茶やハーブティ用に職場の机の引き出しに入れてあるのだという。

教えてもらって早速近所の自然食品店で探してみたら、有機栽培のメイプルシロップがあった。チャイに少し垂らしたり、小豆あんに甘味を加えるのに使ったり、ティラミスもどきや黒豆ゼリーにかけたり、いろいろにおいしく使っている。あんに使うといい感じの照りが出るのも気に入っている。

白砂糖の害はいろいろと言われている。消化の際に身体のミネラルを奪うため、カルシウムが不足してイライラする・骨が弱くなる・虫歯になる、身体を冷やし、貧血や低体温の原因なるなど。九州では夏に黒砂糖をおやつにするが、黒砂糖にはカルシウムが含まれているため、歯のカルシウム分を溶かさず、虫歯にならなかったと聞いたことがある。

メイプルシロップをはじめ、白砂糖の代わりになる、身体に優しいおいしいものがたくさんある。白砂糖をやめてから、自分は身体の調子が良くなった。冷えや頭痛、イライラに悩んでいる人がいたら、代わりのおいしい甘味を取り入れながら、白砂糖なしにしたら身体がどう変化するか、一度試してみる価値はあると思う。

*輸入販売元ミトク商品紹介ページ
http://www.31095.jp/products/detail.php?product_id=2265



2014/07/06

RUMFORD(ラムフォード)のベーキングパウダー

お菓子を膨らませるのにはなるべく天然酵母を使いたいが、時間がないときはベーキングパウダーを使う。

アルミニウム&GMフリー
ベーキングパウダー

ラムフォードのベーキングパウダーは、アルミニウムが入っていない。コーンスターチには非遺伝子組み換えのコーンを使っている。健康的なおやつのラベルに「ベーキングパウダー(アルミニウムフリー)」という表記をよく見かけるようになり、普通のベーキングパウダーには入っているということか、と思った。それで使うようになったのが、この赤い缶のベーキングパウダー。アルミニウムフリーのベーキングパウダーはほかにもあるが、原料に遺伝子組み換え作物を使っていないことが明らかなものは少ない。

外でお菓子を買うときも、アルミニウムフリーかどうかわからない場合は、ベーキングパウダーが材料に入っていたら買わないようになった。アルミ製の鍋も避けている。アルミニウムは神経系に影響を与える場合があり、乳幼児ではパンケーキ1枚で基準値を超えてしまうという(*注)。また、アルツハイマーの原因になるという研究結果もある。反論ももちろんあるが、完全に安全だとは証明されておらず、人間が必要とするミネラルでもない。食べなくても死なないものを食べて、神経を傷めつけたくはない。


風と光のアルミニウムフリーベーキングパウダーもすべて非遺伝子組換え原料を使っている。見つけたら使ってみたい。


●輸入販売元アリサン商品紹介ページ:
http://store.alishan.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=3_66&products_id=56

*参照:
「膨張剤のアルミ、幼児ご用心 ホットケーキ1枚で基準超」(朝日新聞2010年10月26日)

2014/07/05

風と光 喜界島のさとうきび粗糖

オーガニックアイランドを目指す喜界島の粗糖。



喜界島は珊瑚礁が隆起してできた島で、ミネラルが豊富なアルカリ性土壌で育った砂糖は味が濃い。梅酒に使ったら、黒砂糖ほどの迫力はないがあっさりながらもこっくりした旨味に仕上がった。島の人々は「みりんいらずの砂糖」と呼んでいるそうだ。

精製した砂糖は身体を冷やすので、果実酒やお菓子作りなどで砂糖が必要なときはミネラルが残っている粗糖を使う。オリゴ糖が豊富で健康志向のお菓子にもよく入っている糖類にはてんさい糖もあるが、雄性不稔性を利用した一代交配種がほとんどだと本で読み、きび砂糖を使っている。

喜界島の粗糖のことは、母が誕生日プレゼントに送ってくれて知った。喜界島は、人口減少が続くなか、オーガニックアイランド構想を提唱し、特産品も特別栽培から有機栽培に転換しようと取り組みを進めている。2009年10月には日本で最も美しい村にも選ばれ、自然と調和した人間らしい暮らしに目覚めた若者を惹きつけることだろう。いつか訪れてみたい。

●喜界島のオーガニックアイランド構想について
http://www.kazetohikari.jp/category/1448695.html

*販売元 風と光ウェブサイト
http://www.kazetohikari.jp/


2014/07/04

マスコバド糖

マスコバド糖は、フィリピンのネグロス島で栽培された砂糖きびのジュースを搾り、煮詰めて乾燥させ、粉末状にした黒砂糖。この昔ながらの製糖法そのものを現地では「マスコバド」と呼ぶ。くせがなくてコクがあり、クッキーやパウンドケーキなどのお菓子作りやコーヒーにぴったりだ。


マスコバド糖の輸入は、ネグロス島の砂糖きび生産者の自立に向けた継続した支援を目的に、1987年に始まった。「有機」「無農薬」の記載はないが、生産者の間では、化学肥料を多用する敢行農法から有機農法に切り替える有機転換プログラムなど、有機循環型農業を目指した取り組みが行われている。

慣行農法から有機農法に転換中の生産者もいるので、オーガニックの表記はない。有機農法が広がることを応援できたらうれしいので、ときどき買っている。もともと、島で砂糖きびは粗放に栽培されていて、高い農薬や化学肥料に頼らずに作られていたそうだ。

絞り汁を煮詰めただけなので、精製された白砂糖やグラニュー糖とは異なり、カルシウムなど必要なミネラルが含まれている。ザラメや三温糖も色が似ているが、必要なミネラルが取り除かれた白砂糖に、身体に有害なカラメル色素で色づけされたものもあるので、よく表示を見たほうが賢明だろう。
三温糖 カラメル色素の表示例

こちらはザラメ

スーパーの白い砂糖はやけに安い。こんなに安い砂糖は、遠い国の誰かの犠牲の上に作られているんだろうか。ネグロス島の砂糖の歴史を読むと、そう思わずにはいられない。

●オルター・トレード・ジャパン 商品紹介ページ
http://altertrade.jp/mascobado

2014/07/03

三河国産有機みりん

三河みりんは国産の有機栽培のもち米を釜で蒸し、仕込んだもろみを熟成させて糖化する日本古来の伝統的な製法で作られている。

 
出来合いのタレに頼らなくなると、めんつゆや煮物など、みりんは意外とよく使う。三河みりんはまろやかでおいしすぎて、おたまに注いで鍋に持っていくはずが、ついつい口元に持って行ってしまうことも多い。

ほんものの基本調味料を揃えると、冷蔵庫にゴロゴロ並んでいたタレや素やドレッシング類が次々なくなる。自分で作ったほうがおいしくて、原料がよくわかって安全だからだ。ほんものは一般のものに比べて高いが、何種類ものタレ類を買うのに比べたら、安上がりかもしれない。

三河みりんでは伝統製法にこだわり、糖化には米焼酎を用い、熟成には2年以上かかる。戦後から広まった工業的な製法では、圧力をかけてもち米を蒸したり、高温で液化したりする工業的な処理をして、たったの40日から60日ほどでみりんができ、米焼酎ではなくホワイトリカーなどの甲類焼酎を用いている。水あめを入れて甘みを調整したりしているものもある。みりん風調味料はもっといろいろ入っている。でんぷんを原料に生成される添加物や水あめは安いコーンから作られることが多く、遺伝子組み換えコーンの可能性大だろう(*)。

おいしいものを食べる幸せと健康を、目先の安さと時短には代えられない。

●三河みりんウェブサイト
http://www.mikawamirin.com/

*みりんのアルコール分が気になる方は、沸騰させてアルコールを飛ばしてから使うと良いそう。

*遺伝子組み換えについては、こちらの書籍が詳しくて読みやすい。


「いでんし くみかえ さくもつ のない せいかつ」(手島奈緒 著・竹林美幸 編/雷鳥社刊)

2014/07/01

飯尾醸造の富士酢

飯尾醸造の富士酢は、無農薬の米をふんだんに使った天然醸造酢。水は京都・丹後の山里の伏流水を使っている。

原料は地元京都産
無農薬米と湧き水

「米酢」と表記できる量の5倍の米を使い、杜氏さんが蔵で醪を作り、昔ながらの静置発酵法でじっくり熟成させたお酢だ。飯尾醸造さんでは、米の自家栽培にも取り組んでいる。

メッセージ入りボトル
正月に新鮮な魚をたくさんいただいて、一部を酢じめにしてちらし寿司にしようと酢を探していたときに、前に買った奇跡のりんご酢のことを思い出し、同じ醸造元のお酢を探していたら、近所の成城石井で富士酢を見つけた。その時は農薬不使用栽培50周年記念で、特別ボトルに手書きで客へのメッセージが書かれていて、一つ一つ見入ってしまった。

梅干しを漬けるので梅酢があって、お酢はあまり使う機会がないが、ハレの日の料理にときどき使う。魚と富士酢の相性は抜群だと思う。ツンとせず、まろやかなお酢で、酢飯も砂糖なしでおいしくできる。

火入れしていない菌が生きた酒は、酒から酢へと変化して、最後には酢から水になって自然へ還るという話を聞いたことがある。りんごからできるシードルも、ブドウからできるワインも、米からできる日本酒も同じ道をたどる。抗菌、殺菌と嫌われがちな菌だが、嫌われても発酵して自然の営みを司る菌たちは偉いなぁ、すごいなぁと思う。酢ができるのも、菌たちの働きのおかげ。機械化が進んで速く楽にできるようになった現代でも、目に見えない菌たちの働きに寄り添う蔵の人々の職人技と心意気、人間にしか出せない味があると再認した。


●飯尾醸造
https://www.iio-jozo.co.jp/

*補足:マクロビでは、酢は血を溶かす極陰性の食品として避けられているようだ。私は酢が好きなので、料理には使う(いくら好きでも、よくある健康法のように飲む気にはならないが…)。気になる人や、貧血気味の人は、梅酢を使うか、酢を軽く火にかけて陰性のツンとした感じを飛ばしてから使うと良いそうだ。

2014/06/29

モンゴルの天日湖塩

天日干しした粗塩が好きだ。しょっぱいだけじゃなくて甘みがある。海洋汚染の心配がない「モンゴルの天日湖塩」を一番よく使う。



もっとも、塩を買うときに、海洋汚染まで考慮しないといけないのは悲しいことだが。

モンゴルの天日湖塩は、ヒマラヤの雪解け水が岩塩の地層に湧き出した湖の水を天日で干した塩。成分調整は行われていない。地元の人々は「いのちの塩」と呼んで、大切にしてきたという。苦味がなくてほんのり甘く、どんな料理にも合う。粗塩の苦味の主成分はマグネシウム、甘みはカルシウムなのだそうだ。天日湖塩には、マグネシウムが極めて少なく、カルシウムが多く含まれている。

良い塩は小さな袋に入って500円くらいしたり、高いものが多いが、天日湖塩は値段が手ごろ。味噌やぬか床、梅干しなど、塩をたくさん使うだけに塩が味の決め手となる料理にも、心置きなく使えてありがたい。



*木曽路物産商品ページ:
http://www.kisojibussan.co.jp/shio/

2014/06/28

有機アガベシロップ

メキシコ原産のアロエに似た植物アガベからとれるアガベシロップはあっさりした甘さだ。テキーラの原料にもなる。


アガベシロップのことは、中洞牧場のミルクカフェで初めて知った。中洞牧場のドリンクヨーグルトに入っていて、見慣れないカタカナの成分だったので、念のためにたずねたら、血糖値の上昇が緩やかな低GI値の天然甘味料としても注目されていると、お店の人は丁寧に教えてくれた。

中洞牧場に倣って、無加糖のヨーグルトや自家製豆乳ヨーグルトに少しかけてみたらあっさりした甘さでおいしかった。液体なので簡単に混ざる。

何年か前、家族が歯ぐきを痛めて、砂糖が入ったものを食べるとしみて、急に甘いものが食べられなくなった。どうしても甘いものが欲しくなったときに、この有機アガベシロップを試してみたら痛くならず、ほっとしたものだった。

精製した白い砂糖は体内のカルシウムなどのミネラルを奪って、怒りっぽくなったり、身体を冷やしたりするとよく言われている。若杉ばあちゃんは著書で白砂糖は極悪食品、人工甘味料はもっと悪い超極悪食品と呼んでいた(*)。

実験に、白い砂糖を断ってみてしばらくした後、久々に白砂糖入りのお菓子を食べたら、イライラして怒りっぽくなった。それ以来、基本的には白砂糖は避けるようにしているが、いただきものや、お腹が空きすぎて買い食いしたりして、たまに食べてしまうと、かっとなりやすくなったり、顔色が真っ白になったり、肩が凝ったり、頭が痛くなったりして、やっぱり白砂糖は身体に良くないと証明される。何も気にしていなかった頃はいつもそんな体調だったが、白砂糖が一因だったとは。

小さい子が気難しくなってぎゃあぎゃあ泣き叫んだりするのを見ると、その手に持っている白砂糖たっぷりのお菓子が原因では、と思って見てしまう。そんな子どもをひっぱたいたりどやしつけたりする親を見るたびに、自分が何を食べさせているか見直してみてほしいと言いたくなってしまう。

私は粗糖は大丈夫なようなので、お菓子作りや果実酒作りには粗糖を使うが、砂糖自体を避ける人もいる。代わりに甘さを加えるのは、りんごジュースやドライフルーツ、麹甘酒、米飴、芋飴、メープルシロップなど。アガベシロップは砂糖の1.3倍の甘さがあり、少量で甘味をつけられる。糖尿病の患者さんも、砂糖が食べられずに怪しい人工甘味料を使うくらいならアガベシロップのほうが健康的だと思う。


(48℃以下で加熱処理されたRawタイプもある。Goldよりも甘さは控えめだが、黒蜜のようなコクがある)

・輸入販売元イデアコーポレーション 商品説明ページ
http://agave-jp.com/about.html

*参考『これを食べれば医者はいらない』(若杉友子著/祥伝社刊)

※砂糖を避けてみたくなった方へ、
以下の本はかなり強力なパートナーになってくれると思います。これらの本を参考にお菓子作りを始めてみたら、簡単で洗い物が楽で、市販のおやつよりずっとおいしく、身体にも美容にもよくて、と自分的にはいいことずくめでした。

・中島デコのマクロビオティック パンとおやつ(中島デコ著/パルコエンターテイメン事業局刊)
・フライパンと鍋でつくるマクロビおやつ(長沼麗奈著/大和書房刊)
・酒粕おやつ: 卵・牛乳・白砂糖を使わなくてもおいしい 焼き菓子、酵母パン、スムージー(南智美著/農山漁村文化協会刊)