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2014/09/02

禾さんの甘酒アイスクールビューティ

お米と米麹を発酵させて作られた甘酒のジェラート。乳製品と白砂糖を使わずに作られている。


プレーンとゆずの2種類で、写真はゆずのもの。原料は、甘酒、ライスドリンク(有機栽培米と有機ひまわり油、塩でできている)、粗製糖がプレーンで、ゆずには、自然栽培のゆず果汁が入っている。禾さんも綾川町にある会社。移住先を検討中にほんものの食べ物を作られている禾さんの存在を知り、綾川町への期待が高まった。

滝宮天満宮にお参りに行くときは、近くの道の駅滝宮に寄って、禾さんのお弁当かおやつを買うのが楽しみだ。花より団子というか、天神様に失礼かもしれないが、やっぱり越してきてよかったと思うひとときだ。夏はこのジェラートをいただいて、暑さに負けない栄養と涼をもらっている。江戸時代には、甘酒は夏バテ防止に飲まれていたそうで、アミノ酸がたっぷりなので今は「飲む点滴」とも呼ばれている。

自宅で甘酒アイスを作ったら、ザクザクのシャーベットみたいになったが、禾さんのアイスはなめらかでとろりとしていて、まさにジェラート。こんな甘酒アイスを他では知らない。

*買えるお店のリストはこちら:

*禾さんの商品紹介ページ

2014/08/30

馬路村公認飲料ごっくん馬路村

蜂蜜と馬路村で栽培されたゆずと水だけでできたさっぱりドリンク。25年以上も愛されてきたロングセラー商品だ。


ラベルの「こんなときに」のところに、ふるさとを思うとき、と書かれているせいか、どこにいてもこれを飲むとなんだかホームな感じになれて、またがんばれる気がする。

馬路村では、農薬や化学肥料、除草剤を一切使わずにゆずを栽培している。馬路村農協のウェブサイトからゆずづくりの指針を以下に引用したい。


馬路村流ゆずづくりの指針

一、健康的なゆずづくりが私たちの基本です。
二、除草剤、化学系農薬、化学肥料を一切使用せず、有機栽培に準じてゆずを育てています。
三、ゆずの搾りカスは山の木の皮を混ぜて発酵させて堆肥にし、ゆずの根本に返す事によってくるくるまわる循環型

こういう飲み物には果糖ブドウ糖液糖が入ったものがほとんどなのに、砂糖すら使わずに、蜂蜜だけで甘味をつけている。香料も酸味料も保存料も入っていない。ほんものの飲み物だ。


果糖ブドウ糖液糖をなるべく避けている。なぜかというと、理由はいくつかあり、液体なので血液への吸収が早く、糖尿病になりやすいこと、血糖値がぐんと上がるため、すぐにまた食べたくなる肥満への循環もスタートさせてしまうこと、また、原料が遺伝子組み換えコーンの可能性が高いことがその理由だ。(検索すれば、いろいろ出てくるが、一般の方があまり抵抗を感じないメディアでも取り上げられていたので、リンクをつけておきたい→“天然甘味料でも要注意!米国で使用制限広がる「異性化糖(果糖ぶどう糖液糖)」があふれる日本”/ダイアモンドオンライン)

家庭で作るようなシンプルな素材だけでできたものが一番おいしい。もちろん、シンプルな素材で作るとなると、素材の良し悪しが味を左右するから、なるべく自然の摂理に沿って栽培されたものが使われていることが多いように思う。

*馬路村農協ウェブサイト
http://www.yuzu.or.jp/

*馬路村農協の商品紹介ページ
http://www.yuzu.or.jp/umaji_shopping/products/detail.php?product_id=27

2014/08/06

木のひげの天然酵母パン

東京に住んでいたころ、天然酵母パンとコーヒーが毎朝の楽しみだった。お気に入りの名店が何軒かあり、そのうちの一つが木のひげさん。自家製天然酵母の元祖とも呼ばれていて、天然酵母パンの本には必ずと言っていいほど登場する名店だ。

●通販で取り寄せも可能

レーズン・カンパーニュ
酵母はレーズン+全粒粉
「天然酵母」という言葉自体あまり知られることのなかった30年以上前から、自家製の天然酵母でパンを焼きつづけている。

小麦粉と全粒粉は低農薬の南部小麦、ライ麦はカナダ産で有機栽培、ドライフルーツやナッツ類はノヴァの有機栽培のもの、卵や牛乳も非遺伝子組換え飼料で育った鶏と牛からいただいたもの、ナタネ油はカホクの非遺伝子組換えのもの、と安全でおいしい原料にこだわっている(原材料の一覧はコチラ)。

南部小麦については、放射性物質検査結果がわかるもののみを使用していて、仕入先の東日本産業株式会社が公表している検査結果を見ると、検出下限値が0.5~0.9ベクレル以下で不検出となっている。

トーストしたてのパン
ふわふわした食パンに慣れていた頃に初めて食べたら固くてびっくりしたが、南部鉄器のフライパンで蓋をして弱火でトーストすると、表面はカリッと香ばしく、中はもちっとして、噛みしめるほどに麦の甘みと繊細な風味が広がり、すっかりとりこになってしまった。

東京では、自然食品店のナチュラルハーモニー、ぐるっぺ、ナチュラルハウス、こだわりやなど、ほとんどの自然食品店にあって、いつでも買えたのだが(取扱店リスト)、香川に引っ越してからは一度も見かけていない。四国のおいしい天然酵母パンのお店ももちろんたくさんあるが、木のひげのパンは未だに恋しい東京の味だ。

●木のひげのパン
http://www.din.or.jp/~kinohige/

木のひげさんも登場する自家製天然酵母パンの本。レシピや、原料についてのコラムのほか、自分のペースで天然酵母パンづくりを楽しむ人々がたくさん登場しておもしろい。

自家製天然酵母のパンづくり


2014/07/22

ネオナチュラルの浄化の森スプレー

天然樹木エキス100%の除菌・消臭スプレーで、樹木が虫や細菌から自らを守るために放つ揮発成分フィトンチッドを主成分としている。フィトンチッドには、虫を追い払う忌避効果、幹を枯らすカビや細菌を抑制する除菌効果がある。

*ネオナチュラル商品紹介ページ
http://www.neo-natural.com/fs/life/c/jo
(通販で購入可能)



浄化の森スプレーに使われている樹木エキスは、「SX300」という名前で、全国1000カ所以上の病院や養護施設で、除菌、消臭、ウィルス拡散防止に活用されていて、鳥インフルエンザ対策にも利用されているそうだ。
入っているのは、ヒバ、ヒノキ、竹、スギから抽出したエキスと水だけなので、食品まわりにも安心して使うことができる。なによりも素晴らしいのは、フィトンチッドは腐敗菌はやっつけても発酵菌には作用しないことだ。人間の肌には無数の常在菌がいて、腐敗菌がやってくると食べ尽くし、健康と衛生を守ってくれている。このパトロール隊のような発酵菌を殺すことはしないので、人間に本来備わっている免疫力が保たれるのが、浄化の森のいいところだ。

よくある抗菌スプレーは人間にとっていい働きをしてくれる菌も皆殺しにしてしまい、結局、永遠にそれを使い続けないといけなくなる。また、化学の消臭スプレーは、臭いの成分を元から去っているわけではなく、コーティングしたり、強い臭いでごまかしたりしているだけなので、根本的な解決にならない。フィトンチッドは、臭い成分や腐敗菌を直接分解して根本的に解決してくれる。

消臭を目的としてフレグランススプレーなどは、どんどん香料が強くなってきて、吸い込んだら具合が悪くなる人も増えてきていると新聞などでも報じられている。自分も気持ち悪くなるほうで、キツイ柔軟剤の臭いや、夏場は特に制汗剤と香水の臭いには対策が必要だ。具体的には、察知した瞬間に息を止めて吸い込まないようにするという程度だが…。

*ネオナチュラル website
http://www.neo-natural.com/

2014/07/20

ヘアワックスにも moonsoapのクインタプルバリア

ムーンソープさんのQuintuple Barrier(クインタプルバリア)は、1つでどこにでも使え、ヘアワックスにも、リップクリームにも、アイクリームにも、ハンドクリームにも、アロマクリームにもなる。


*Moonsoap Quintuple Barrier紹介ページ
http://www.moonsoap.com/qbarrier.html

Quintupleとは「5倍の」という意味。1つで5つ以上の使い方をというコスメの在り方を提案している。ミツロウや天然の植物油、天然の精油だけで作られていて、髪のスタイリングだけでなく、髪や肌に栄養を与え、天然の香りで心にも栄養を与える。原料には、トーゴ共和国のフェアトレード&オーガニックシアバター、タイの女性たちが手絞りしたエキストラヴァージンココナッツオイル、ソノラ砂漠のオーガニックホホバオイルなど選りすぐりの良質原料のみを使用している。

ヘアワックスはファイバーなど、化学的なものが入っていないと髪の形を決めるのは不可能だと思っていたが、Quintuple Barrierのスタイルブックの写真を見て、その前提が根底から覆された。髪を立たせたりといったハードスタイリングにはドリームウォーカー(D)、髪の流れを作ったりといったナチュラルスタイリングにはゴールデンムーン(G)が適している。

普通のワックスは、かなり強力なシャンプーでないと落とせなくて厄介だったが、Quintuple Barrierは、つけたまま眠っても髪に栄養が溶け込んでキューティクルのケアになり、落としたければ石けんシャンプーで落ちる。

何も知らなかった中高生のころ、修学旅行の荷物はものすごく多かった。ヘアケアウォーター、ヘアワックス、クレンジングシャンプー、シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔フォーム、ボディ用乳液、化粧水、乳液、ハンドクリーム、リップクリーム…、枚挙にいとまがない。

今では、Quintuple Barrierの携帯用の小さい缶とヨギソープさえあれば充分。身軽に旅行が楽しめるのもうれしい。

*全国の取扱店リスト
http://www.moonsoap.com/shoplist.html



(D、Gの携帯用15mlと、D、Gレギュラーサイズ80ml)

2014/06/20

鹿児島・小正醸造の玄米焼酎

減農薬米を使った鹿児島・小正醸造の玄米焼酎。


果実酒と言えば、ホワイトリカーを使うものだと思っていたが、「発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方」を読んで、酒造業界の実態を知ったら、ホワイトリカーも危ないものに思えてきた(本ではホワイトリカーには直接触れられていない)。果実酒名人の友人も、ホワイトリカーはとても身体に悪いと聞いたから、こだわりの焼酎を使っていると話していた。

いろんな情報がありすぎて、どう危ないのかは調べがついていないのだが、危うきは避けるべしの予防原則に則り、ホワイトリカーは使わないことにした。

玄米食に切り替えて虚弱体質から超健康優良人になったので、玄米のすごさは身をもって知っている。玄米焼酎を見つけたときは、これだ!と思った。

そのままでも香り高く味が良く、果実酒や薬に使うのがもったいないくらいだが、去年梅酒を漬けたら今まで飲んだ梅酒の中で最高の味だった。アルコールのどぎつさがない。ホワイトリカーの危険性がどうであれ、味だけで考えてもこれからも玄米焼酎で作り続けたいと思った。

枇杷の葉を35度以上のアルコールに漬けて作る万能薬・枇杷の葉エキスもこの玄米焼酎で漬けている。身体のために作る薬。可能な限り良い材料にこだわりたい。

自然療法を実践している人にはよく知られているようで、名ばかりでない本気の自然食品店に行くたいてい置いてある。

2014/06/19

パレスチナの万能ハーブ調味料ザータル

ザータルとは、国内外からオーガニック製品が集まる展示会で出会った。

クレミザンワインをうれしそうに試飲させてくれた女性が、ザータルにオリーブオイルを混ぜたものをバケットにつけておつまみに出してくれた。爽やかな香りと胡麻の香ばしさがクセになる味で、和の食材にも合いそうだと思った。

ザータルは地中海地方で穫れるタイムの一種。殺菌力や抗酸化作用、抗がん作用が知られている。

ザータルにスーマックというスパイス、炒り胡麻、岩塩を合わせたのが、セーブ・ザ・オリーブのザータル。中東料理には欠かせない伝統調味料だという。日本の胡麻塩みたいだと思った。

おつまみで出してもらったように、オリーブオイルと合わせて食べるのが定番で、オリーブオイルを浸したパンにザータルをつけるのがパレスチナでは典型的な朝食だそうだ。じゃがいもや卵料理、ピザにも合うという。

パンにつけるのも好きだが、鉄のフライパンにオリーブオイルを熱し、厚めの輪切りにした大根をステーキにして、ザータルをかけてもおいしい。オリーブオイルをかけて鉄の鍋か土鍋で無水調理した野菜にも抜群に合う。

この記事を書こうと思って、輸入販売元のウェブサイトを読んでいたら、おもしろい効能が書かれていた。ザータルは、記憶力に良いとされていて現地では試験の前に食べるらしい。たくさん暗記しないといけないときがあったら試してみたい。

●輸入販売元Save the Olivesの商品説明ページ
http://savetheolive.main.jp/product5.htm
栽培から加工に至るまで、化学物質は一切使われていない。

2014/06/18

アルチェネロの有機ホールトマト

酸っぱくないトマト缶を探していてやっと見つけたのが、アルチェネロの有機栽培ホールトマト。



酸っぱくいトマト缶の原料表示を見るとクエン酸が入っていて、どうやらクエン酸が酸っぱい原因だと踏んでいる。保存の目的だと思うが、たいていのトマト缶にはクエン酸が入っている。

パスタソースやラタトゥーユなどのイタリア料理、ネパリ・バザーロのカレー、冬はトマト鍋など、我が家ではトマト缶の出番が多い。カレーは多少酸っぱくてもいいのだが、トマト鍋とパスタソースは酸っぱいとちょっと悲しい。食塩入りも、粗塩ならいいのだが、精製塩を使っている場合は塩辛さがダイレクトすぎて、残念な味になってしまう。

アルチェネロの有機栽培ホールトマト缶は、トマトとトマトジュースだけ。クエン酸はもちろん、塩も入っていない。トマトの甘みとみずみずしさがおいしくて、見つけて以来、買い物に行ったお店で取り扱いがない場合以外は、いつもこれを使っている。

確実においしくなるのがわかっているから、初めての食材の料理にも安心して使えるのもうれしい。この間は、初めて見た「このしろ」という魚を、キャベツやにんにくの芽などの野菜と一緒に、アルチェネロのトマトで煮込んでみた。にんにくの香りとトマトの甘さ、魚の旨味がマッチして、最強においしかった。

2014/06/15

かえる印の蚊取り線香

部屋の広さにもよると思うが、密閉した室内で使うのに煙の量がちょうどよいのがかえる印の蚊取り線香だった。

これまで何巻使っただろう・・・
かえる印に行き着くまでに、天然除虫菊の他の蚊取り線香も何個か試したが、気密性の高いアパートでは煙くて喉がいがらっぽくなることがあった。

ただ、かえる印だと屋外で使うには少し煙不足なようで、蚊取り線香ホルダーに入れて右の腰にかけていると、首や左手はときどき蚊に刺されてしまう。煙が多いものは外で使うのにいいかもしれない。

化学的な蚊よけがいろいろあるが、生態系への影響と人体への影響は不確かだ。海外では「POISON」(毒物)のマークを記載しなければならないようなものも、日本では普通に売られている。

和歌山県有田市生まれのかえる印は、無添加、無着色。完全に自然のものだけでできている。原料の除虫菊は中国雲南省で無農薬で栽培されている。有田市でも昔は除虫菊が栽培されていたという。国産の自然栽培除虫菊の蚊取り線香をいつか見つけてみたいものだ。

*販売元ほんもの総合研究所:
http://www.hon-mono.com/products/kaerusenko.html

2014/06/08

kurrutti(クルッティ)のオーガニックレモンマートル精油

何年か前に赤坂で開かれたオーガニックマルシェで、「レモンよりレモンらしい香りと言われいる」と聞いて、レモンマートルの精油を嗅がせてもらったら、本当にそうだった。



爽やかでさっぱりした香りがするが、レモングラスのような青臭さはない。レモンの香り成分シトラールがレモンの何倍も含まれているため、「レモンよりレモンらしい」と形容されているのだという。シトラールの含有量はレモンだと3~10%。それに対し、レモンマートルは90~98%もあるそうだ。

レモンマートルはオーストラリアの植物で、先住民アボリジニの人たちが薬草として利用してきた常緑樹。抗菌、消臭、リラックス、眠気覚ましなどの効果がある。家で英語を教えていた頃、生徒が勉強に集中できるようにと、風邪予防のために、授業のときにレモンマートル精油を焚いたものだった。今はルームスプレーや、石鹸シャンプー用のクエン酸リンス、バスソルトなどに使っている。制汗剤や歯磨きペーストにも良さそうだ。

kuruttiのレモンマートルは農園からの直輸入でオーガニック認証(OFC)を取得している。精油のほかに、お茶やキャンディ、料理用パウダーなどもある。



マルシェでは成分表もいただいた。kurruttiのクレイグさんはオーストラリア出身で英語が母語だが、成分表は日本語で書かれていて、こんな難しい言葉がいっぱい並んでいるのにと感心してしまった。生まれ故郷の素晴らしいものを紹介したいという思いがこんなに難しいことも可能にしたのだと思う。

*レモンマートルについてもっと詳しく:
http://kurrutti.shop-pro.jp/?mode=f1

*kurruttiのオンラインショップ:
http://kurrutti.shop-pro.jp/

松の力

我が家の洗剤「松」「竹」「海」の「松」は、松の樹液から作られた洗剤。


(左から、50ml、400ml、2l、お徳用18l)

東京・代々木公園で月に一度開かれているアースデーマーケットで、千葉のNPOトージバのブースに立ち寄ったときのこと。薄い琥珀色の液体が再利用の空きペットボトルに入って売られていた。ラベルもついていない。エコを追求した簡素さに、これはほんものという気がした。

松の樹液から抽出された洗浄成分を濃縮した洗剤で、用途に応じた濃さに薄めることで、洗濯だけでなく、シャンプー、食器洗い、洗車など、ほぼオールマイティに使える。洗濯にしかまだ使ったことがないが、好きな精油を入れてシャンプーにも使ってみたい。

天然成分100%なので、排水は98%以上生分解される。石けんかすが出ないので、純石けんよりも水を汚さないそうだ。石けんかすはアオコや赤潮など水質汚染を引き起こすことがある。

原料は、松の樹液からパルプなどを製造する際に副産物として出るトールオイルで、これまでは廃棄されていたもの。松の産地はブラジルで、日本の5倍の速さで成長するためだという。廃棄物の有効活用なので、洗剤を作るためだけに松を伐採したり、プランテーションを作るために熱帯雨林を破壊したりということはない。

天然成分100%を謳う商品は数あれど、原料を生産する際に環境破壊を引き出しているものもある。洗剤の原料になるパーム油は、生態系豊かな熱帯雨林やマングローブの森を伐採してプランテーションにしているケースが多い。特にパーム油は洗剤以外にも食品など用途が広く、企業が足並みを揃えて環境へのインパクトを抑えようと、持続可能なパーム油のための円卓会議が2004年に設立されている(*)。

開発ストーリーも熱い。
●「開発者の横顔―松の洗剤開発物語」
http://www.eco-branch.jp/cn16/cn37/pg178.html

*参照:持続可能なパーム油のための円卓会議
http://www.wwf.or.jp/activities/resource/cat1305/rsportrs/

2014/06/06

たけランドリー&バスウォーター(旧:バンバンブーブー)

我が家の洗剤「松」「竹」「海」の「竹」は、「たけランドリー&バスウォーター」のこと。竹から抽出したミネラル水で、まだ洗濯にしか使ったことがないが、お風呂に入れるなど、さまざまな利用方法があるようだ。

*たけランドリー&バスウォーター 商品ラインナップ
http://www.lalessive-aubambou.com/product.html

バンバンブーブーだったころのボトル
まだ使ってます
原料は竹炭と灰と水のみ。静岡や九州など国産の竹を有効活用することで、森林と里山の再生にも一役買っている。

優れた建材としてかつては各地で植えられてきた竹だが、竹林は手入れをしないと、繁殖力旺盛な竹だらけになってしまい、生態系が崩壊してしまう。有効活用できれば、生態系豊かな森が復活して、土砂災害の防止にもつながる。

「竹」との出会いは、東京・国分寺のフェアトレードショップ「アースジュース」のお店の方がお気に入りと教えてくれたこと。当時は「バンバンブーブー」という名前だったが、おしゃれなパッケージにリニューアルして「たけランドリー&バスウォーター」になった。新しいパッケージにはフランス語が書かれていて、「なぜだろう?」と思ったら、フランスにも輸出されているのだとか。

泡は立たないのに、なぜか汚れはきれいに落ちる。使用説明書に20分以上つけおきするように書かれていて、風呂あがりに桶に入れて一晩つけ置きして朝洗うスタイルに落ち着いた。ミネラルなどの成分で汚れが分解されるらしい。洗い上がりはさっぱりして柔らかく、柔軟剤要らずだ。

洗浄テストは以下のページで見られる。この記事を書こうと思って調べて初めて見たが、一般の洗剤とほとんど変わらなくて驚いた。

●製造元ウェブサイトより「洗濯テスト」
http://www.lalessive-aubambou.com/sentakutest.html

色落ちが心配な草木染めの服も、「竹」で洗うと色が落ちにくいように思う。藍染めのワンピースはますますいい色になっている。竹炭が主成分なので、色止めの効果もあるのかもしれない。昔から灰は草木染めの媒染によく使われてきたという。

ラインナップは全部で3種類。「竹」だけのもののほかに、石けん入りのもの、石けん+オレンジ精油入りのものがある。今も国分寺のアースジュースで取り扱っていると思うが、念のため、事前に在庫を確認したほうがよいかと思う(国立にも姉妹店「ひかりや」がある)。

通販で買えるところが見つからなかったが(追記あり*)、ほぼ同じ成分の製品を発見。


こちらは、東京のお母さんたちが3月11日の震災以降に立ち上げたプロジェクト「311TAKE Action」の一環として生まれた商品。容量のバリエーションはこちらのほうが多くて選びやすいかもしれない。

*わかりやすい商品詳細(PDF):
http://www.30ans.com/whatnew/okaasan/130411takemother.pdf

*追記(6/20)
東京・LIMAのネット通販で取り扱われているのを発見しました:
http://lima-netshop.jp/SHOP/841002.html

2014/06/05

生分解する洗剤 海へ…

うちの洗濯洗剤は3種類あって、「松」「竹」「海」と呼んでいる。今日は「海」を紹介したい。


正式な名前は「生分解する洗剤 海へ・・・」と言う。海へ還ることのできる洗剤だ。ベルガモットとラベンダーの精油が入っていて、いい香りがする。メイド・イン・アースのマスクの投稿でも触れたが、オーガニックコットンも洗えるし、ウールでもカシミアでもなんでも洗える。ダウンジャケットもこれで洗っている。

ココヤシなど天然由来の成分100%で、微生物によって二酸化炭素と水に分解される。そのスピードは1日で94%、7日で100%。分解スピードが速いほど、環境に負荷が少ないと言われている。1回に使う量がほんのわずかなので、なかなか減らないし、すすぎも1回で済んで楽だ。

鉱物油由来の合成界面活性剤を使った合成洗剤は、環境にも健康にもとてつもなく悪いと聞いて以来、普通の洗剤は卒業した。書籍『地宝論 ──地球を救う地域の知恵』(田中優著/子どもの未来社刊)には、海を守るために漁業組合で合成洗剤を追放した例さえ出てきた。登場する岩手県宮古市の重茂漁業協同組合では、合成洗剤の3ない運動「売らない」、「買わない」、「使わない」を今でも続けている(*)。

おさかなボトルのほかに、200ml入りボトル(洗濯約40回分)、500ml入りボトル(約100回分)、詰替え用もある。


ちなみに、製造元の「がんこ本舗」製品紹介ページも真剣で好きだ。
http://www.gankohompo.com/products_l_umi.html

*参照:重茂漁業協同組合ウェブサイト
http://www.jfomoe.or.jp/peninsula/conserve/index.html

2012/06/23

オルチョ・サンニータ(オリーブオイル)

料理用の油は、このオリーブオイルかごま油のどちらかを使っている。ごま油は野菜を炒めるときに風味付けに使うことが多い。オリーブオイルはいろいろな料理に活用しているが、一番多く使うのは、朝にパンを焼くときだ。

以前、パンは電子レンジのトースター機能を使って焼いていたが、行きつけの自然食品店で、パンをフライパンで焼くと美味しいと教えてもらった。最初のうちは、水分を戻すために水を振りかけて焼いていたのだが、かけすぎるとふにゃふにゃ(時にべちゃべちゃ)になってしまった。ある時、「木のヒゲ」というパン屋の方が実演販売に来られていて、そのことを話すと、パンに含まれている水分で十分なので水はかけなくていいと教えてくれた。家に帰ってその日、早速試してみると、これまでになく上手に焼けた。フライパンに蓋をして弱火で焼くと、透明の蓋に水滴がたくさん付き、こんなに水分が含まれているのかと驚いた。水分が蒸発してパンがパサパサになるのではないかと思ったが、ちょうどいい水分に焼けた。

フライパンでパンを焼くときに、このオリーブオイルを使うと、オリーブのいい香りがして、ジャムも何も要らない。ジャムでオリーブの香りを消してしまうのがもったいないくらいである。

菜種油のほうがオリーブオイルよりも安かったので、お金の節約を考えて試しに買ってみたが、パンに使うとどうも香りがいまいちだった。値段が比較的高くても、このオリーブオイルから他にはなかなか移れない。

オルチョ・サンニータ ウェブサイト
http://www.orcio.jp/olio.htm

販売店情報
http://www.orcio.jp/shop.htm

アマゾンでも買えるが、6本セット(左)か10本セット(右)だった。

パックスナチュロンの緑茶配合ハミガキ

僕は以前、何でも新しいものを試してみたくなるほうだった。自動販売機に新しいジュースが登場すると必ずそれを選んだ。ハミガキ粉なども、使っている途中で飽きてきて、次のを試してみたくて早く使い切りたいと思った。しかし最近では、気に入ったものをずっと使うようになった。「ほんもの」を求めると、そもそも気に入るものが少ないし、「ほんもの」の素材でできたものには飽きがこない。

パックスナチュロンのハミガキ粉は、使い始めてもう何本目だろうか。歯茎に余計な刺激がないし、汚れもよく落ちるので気にいっている。余計な味が付いていないので、葉を磨いた後ですぐ何かを飲んでも味が変わらないのもいい。

嫌なデザインの商品は、できるだけ目に入るところに置いておきたくないが、この歯磨き粉のパッケージは落ち着いた色合いで、木の机の上に乗っていても気にならない。一時期、使い終わったパッケージが部屋に5、6個転がっていたことがある。最初は捨てるのが面倒くさくてそのままにしていたのだが、3つくらいになった辺りから、だんだん増えていくのが面白くなってきた。だが結局、連れ合いが呆れて全部捨てた。それまでは、歯磨きの度に中身の残ったチューブを見つけるちょっとした面倒があったのだが、中身のあるチューブだけになって、急に歯磨きの流れが快適になった。面倒は、そのままにしておいてそれが日常になると、面倒であることを忘れてしまうものである。

太陽油脂ウェブサイト デンタルケア
http://www.taiyo-yushi.co.jp/soap/products/dental/index.html

2012/06/08

丹羽SOD食品ニワナ(Niwana)

「ニワナ飲んでおいたら?」実家で暮らしていた頃、体に不調があると母によくそう言われた。ニワナの詳しいことを僕は知らないが、免疫力を高めるのだと教えられてそう信じている。祖父母が和歌山で営むエステサロンでこれを販売している。アトピーに悩んでいる人が毎日飲んで改善したときいた。

祖母が蜜柑などを送ってくれるときに、ときどきニワナも一緒に入れてくれる。ほんとうは毎日飲んだほうがいいのだそうだが、僕はもったいなくていざという時のためにとってある。風邪をひいたとき、怪我をしたとき、何となく体調が悪いときなどに飲む。大事にとっておきすぎて消費期限が切れることも多いのだが、祖母にきくと、むしろ古いものほどいいらしい。こだわっている人は、年月が経って発酵が進み、袋がぱんぱんになったものを好むときいた。

僕の周りでは、これを飲んでいるのは家族と連れ合いの他に知らず、みんな和歌山弁で「ニワナ」の「ワ」にアクセントを置く(連れ合いは秋田出身だが和歌山弁も話す)。東京の言葉では「ニ」にアクセントを置くのだと思う。それもかわいらしい響きだが、「ワ」にアクセントがあったほうが強くて効きそうである。

丹羽SOD食品ニワナ(Niwana)