2012/06/06

野田琺瑯の月兎印スリムポット

細くお湯が注げてコーヒーが
おいしく入る気がする
コーヒーはいつもハンドドリップで入れている。それ専用のポットがないときは、ティファールの電気ポットを使っていたが、注ぎ口が広いのでお湯が一度にたくさん出て困っていた。ゆっくり入れようとすると、お湯が注ぎ口から下につたい、そのためか温度を感知して沸騰すると自動的に停止する機能が壊れてしまった。

前々からコーヒー用のポットがほしいと連れ合いと話していたところ、ある日、彼女がこのポットを見つけて買ってきた。白と赤とでずいぶん迷って、結局、赤にしたという。僕の部屋には色合いの暗いものが多い。この真っ赤なポットに対抗できるものといえば、真っ赤な柄のほうきくらいだが、鮮やかさではこのポットに敵わない。

目に飛び込んでくるような赤なので、必要なときにすぐ見つけられそうなものだが、なかなか見当たらないときがある。そんなとき、たいていベランダ近くの床で発見される。注ぎ口が細いので、ベランダの花や野菜の水やりにも活躍しているわけだ。

これを紹介するにあたり、「これ、ほんものなのかなあ?」と連れ合いにきいた。するとすぐにインターネットで調べて、「熟練の職人さんが一つひとつ手作りでつくってるらしいよ。大量生産はできないんだって」と教えてくれた。それで、ほんものということにした。

このブログは「ほんもの」を紹介することになっているが、「ほんもの」の明確な基準はない。商品の原材料くらいはいつも調べているが、詳しいことはわからないものも多い。とにかく自分たちがほんとうに気に入っているものを紹介していきたい。同じような興味をもった人に役立ててもらえればうれしい。

株式会社フジイ 月兎印
http://www.fcl.co.jp/products/original/tsukiusagijirushi/index.html