祖母が蜜柑などを送ってくれるときに、ときどきニワナも一緒に入れてくれる。ほんとうは毎日飲んだほうがいいのだそうだが、僕はもったいなくていざという時のためにとってある。風邪をひいたとき、怪我をしたとき、何となく体調が悪いときなどに飲む。大事にとっておきすぎて消費期限が切れることも多いのだが、祖母にきくと、むしろ古いものほどいいらしい。こだわっている人は、年月が経って発酵が進み、袋がぱんぱんになったものを好むときいた。
僕の周りでは、これを飲んでいるのは家族と連れ合いの他に知らず、みんな和歌山弁で「ニワナ」の「ワ」にアクセントを置く(連れ合いは秋田出身だが和歌山弁も話す)。東京の言葉では「ニ」にアクセントを置くのだと思う。それもかわいらしい響きだが、「ワ」にアクセントがあったほうが強くて効きそうである。
丹羽SOD食品ニワナ(Niwana)